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携帯の電池はどうやって計っている?

携帯の電池は何をもって、電池レベル3→2→1と表示するのでしょうか。電圧低下を見ているのでしょうか?

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  • soramist
  • ベストアンサー率58% (163/278)
回答No.2

ニッケル水素やニッカドは電圧平坦期間が長いので、電圧で寿命を予測することは難しい。 リチウムイオンは電圧低下が大きいので、電圧を測定すれば、ほぼ寿命を予測することができる。 「図8 放電電流と放電電圧の一例」をご覧になってください。 http://industrial.panasonic.com/www-data/pdf/ACG4000/ACG4000PJ2.pdf 放電カーブは負荷によって変わります。 [0.2lt]というのは、例えば2.5Ahの電池なら、0.5Aで放電させた場合・・・という意味です。 この図でわかるように、ニッケル水素(ニッカドも同じ)は、1.2~1.25Vの期間が極めて長く、85%を超えたあたりから急激に低下する、という特徴があります。 この電圧は温度によっても変わります。 この微妙な違いから寿命を予測することは困難です。 リチウムイオン電池の放電特性です。 http://www.baysun.net/_img4/discharge%20curve.gif (0.2C放電を例にとってご説明します) 放電初期の4.2Vから90%の3.6Vあたりまで、ダラダラと下がっているのがおわかりかと思います。 電圧を測定することで、寿命を予測することが比較的容易にできます。 蛇足ですが、電池本来の性能としては、最後までガンバってくれることが望ましいです。 そういう面からは、リチウムイオンのこういう特性は、望ましいことではないように思います。

参考URL:
http://www.baysun.net/lithium/lithium.html
keydaimon
質問者

お礼

長年の疑問が、様々な資料で、切り口が見えてきました。大変参考になりました!ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • marimo_cx
  • ベストアンサー率25% (873/3452)
回答No.1

電池のエネルギー残量はどの電池でも内部抵抗の計測で知る事が出来ますが、鉛電池とリチウムイオン電池は残量と端子電圧がほぼ正比例するという特徴があり、携帯電話の多くの機種で採用されているリチウムイオン電池も端子電圧の測定で大体の残量がわかります。 ちなみにその他の充電池として広く使われているニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池は端子電圧とエネルギー残量が正比例しないので、単純に端子電圧で残量を推測するのは難しいです。

keydaimon
質問者

お礼

なるほど!リチウムイオンの場合は、やはり端子電圧でよろしいのですね! ニッケル水素などの残量の計り方なども気になりましたが、ご回答くださってありがとうございました!

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