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ハードロック(ヘビメタ)とパンクについて

ハードロック(ヘビメタ)とパンクは1975年ごろ、ロックと社会に反発を抱いた若者たちによりロックを極めたのがハードロック(ヘビメタ)、ロックを簡単にしたのがパンクというかたちで出来上がったと聞いたことがあるんですが、同じ時期に出来たにもかかわらず二つの相性はかなり悪いと聞きます。 パンクからみたらヘビメタは薬中の集まりだ!!という感じで他にもいろいろな表現がたくさんあったと思うんですがどうしても思い出せません。どなたかわかる方お願いします。

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  • kochory
  • ベストアンサー率45% (167/370)
回答No.6

まず他の回答者さん方もおっしゃっているように、 ハードロックとへヴィーメタルは区別して考えたほうが適当です。 ハードロックは60年代終わりごろから70年代初めにかけて、 ブルースロックから発展してきたジャンルで、大音量、高度な演奏テクニック、 速いテンポ、ギター音の歪み、叫ぶような歌い方などが特徴です。 これらの要素をさらに極めたものがヘビメタだといっていいと思いますが、 その過程で、いつの間にか「悪魔」だとか「猟奇性」だとかの おどろおどろしいギミックが付随するようになってしまいました。 また一方、演奏テクニックを極める方向へすすんだジャンルとして プログレッシブロックというのがあって人気を博しており、 結果、70年代中ごろにはロックにはテクニック至上主義のような 傾向が蔓延していました。 さらには、そのころになるとロックが商業的に大きな規模を持つようになり、 もともと社会への反発の表現だったロックが、社会のメインストリームで 流通するという、皮肉な状況を呈してきていました。 このような、ロックの基本精神からかけ離れた、ショー的なロックに対する 反抗運動がパンクロックだといっていいと思います。 すなわち、テクニックは度外視、コード3つでシンプルな曲を作り、 普段着でステージングし、歌詞は生活の不満をぶちまける、という、 当時メインストリームにあった音楽とは正反対のアプローチを提示したわけです。 このような傾向が、(敷居の高いヘビメタやプログレと違って) 若者の「これなら俺もできる」という共感を生み、大きな影響を持つように なったのだと思われます。 このような経緯から、ヘビメタ・プログレとパンクとは、根本から 相容れないものになっているわけです。 ヘビメタ・プログレから見ればパンクは「頭の悪いガキが叫んでるだけ」、 パンクから見ればヘビメタ・プログレは「単なる見せ物で、あんなのロックじゃねえ」 ってことになるわけです。

その他の回答 (5)

回答No.5

私なりの解釈です。 先ず、ハードロックとヘヴィーメタルですが、ハードロックの発生段階ではブルースの影響が大きいように思います。つまり、クラプトン、ジミヘンなどの影響が濃いように思います。それはギターのフレーズなんかでそう感じます。ヘヴィーメタルはハードロックからブルース臭さをとっぱらって、大音量のロックという部分に特化した音楽ではないかと思います。よってハードロックにしてもヘヴィーメタルにしても60年代のロックが大音量化した中で発展的に生まれた音楽だと思います。60年代後半のヒッピームーブメントの影響は大いにありかと思いますが、曲自体にはそんなに強い反社会性は前面には出ていなかったんではないでしょうか?これが、パンクになると曲の内容自体も直接的に反社会的要素が強いように思います。パンクは曲そのものの完成度より、歌詞の反社会的メッセージの部分がより大事にされたのだと思います。極端に言えば、インストゥルメンタルのハードロック・ヘビーメタルはあっても、インストルメンタルのパンクの曲って少なかったじゃあないでしょうか?(勿論例外はあるかも知れませんが。。。)また60年代後半から出てきたWHOは両者の要素を兼ね備えていたようにも思います。

  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.4

1972年頃からなんとなくロック音楽を聴いていて、まさに1975年から本格的にのめり込んでいきました。ロック音楽ファンのごたぶんにもれず、ジャンルだの分析だのという話は嫌いですが、ご参考までに。 まず、そもそもロック音楽というものは全て基本的に「反骨」がテーマです。反骨を辞書で引くと「権力に対抗する気骨」とあります。また、「ハードロック」も「ヘビーメタルロック(略してヘビメタ)」も「パンクロック(略してパンク)」もロック音楽です。 尚、「パンク」という単語そのものは「チンピラ」というような意味であり、必ずしも音楽とは関係がありませんが、ここでおっしゃる「パンク」は、どうやら「パンクロック」を指しているようなので、このあたりは割愛させていただきます。 ちなみに、「ハードロック」と「ヘビメタ」は同じものではありません。かぶる部分はありますが、イコールではないです。それから、「パンクロッカー」たちの多くも薬中であり、クスリで死んだ有名人も大勢います。 さて、事実関係を整理したところで……。どうも、いろいろと混同していらっしゃるようですが、たぶん、以下のようなことについて疑問を抱いていらっしゃるのではないでしょうか。 70年代後半にもなると、それまでの(わずか)10年間、「髪を伸ばした社会のクズがやること」とされてきたロック音楽が、さすがに長くやってきただけあって市民権を得てきました。そして、それまで権力に逆らっていたロッカーたち自身が金と地位を手に入れて、権力そのものになっていきました。特にお金をたくさん持っていた人の中には、舞台や楽器や衣装を派手にする人も増えてきて、その多くは髪を長くしてパーマをかけていました。そうした人たちの多くが、ハードロックやヘビメタをやっていたのは事実です。 一方で、そうした「現象」に反発して、ロックは、金のない若者が政治に振り回されることなく、身ひとつで訴えるものだとする人たちが、破れたTシャツを身につけ、短髪にして、買えないアクセサリーの代わりに安全ピンを耳に通したりするようになりました。彼らの多くがパンクロックをやっていたのは事実です。 しかし、どちらのタイプの人たちも音楽を愛しているのは同じであり、既成概念を崩そうとしていたのも同じでありました。また、実際には、ハードロックと呼ばれるジャンルのレコードに、パンクロックと呼ばれるジャンルの人が参加している例もあります。パンク・ロックの代表的バンドが実はファッション業界の回し者だったという話はまた別の機会にでも。 お知りになりたいのは、そういうことでしょうか? ところで、なぜ、ジャンルや分析が嫌いだと言っておきながら、こうして延々と語ってしまったかというと、皆さんに、「ロックは反骨精神の表れであり、人は常に反骨精神を爆発させている」ことを、ファンとして改めて認識していただきたいからです。ジャンル同士のケンカや、どっちがたくさんクスリをやってるか、という類いのことはどうでもいいのですよ。

  • mauroma
  • ベストアンサー率26% (4/15)
回答No.3

視点がヘビメタはメジャーなんですよ。テク重視で、まあ金持ちのガキが目指した産業ロックになりますね。一方パンクの方は、出目がインディーズ中心で、それまで主流だったブルーズロックの系統ではないフォーク・ポップ系になります。パンクにしてみれば、ピンンクフロイドやストーンズには飽き飽きしたような感じです。ヘビメタ系だと例えばDパープルに対して、やってる演奏がつまらない、展開が読めてしまう、ファッションセンスが違うというようなことばかりでもう「嫌」になってしまうようなことです。自身リアルタイムで聞いてて、75年には確かに飽きてきてましたよ。

  • burn69
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回答No.2

すいません、私も言ってる事グチャグチャでした! NWOHMではなくNWOBHMですし、色々間違っている部分もあると思われます!デカイ態度してて情けネェ自分(泣 すいません(^^;

  • burn69
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.1

まず、根本的にハード・ロック、へヴィ・メタル、パンクという音楽は「ロック」という音楽ジャンルの中でさらにカテゴリー化されたものなので、社会への反発があったとしてもロックへの反発というのは、言葉的に間違っていると思います。 また、ロックを極めた、簡単にしたというのも間違っているというわけではないのですが、まあ、そんな感じかな。。。 そもそも、ヘヴィ・メタルとハード・ロックは「HM/HR」というように一緒扱いされているのですが、明確なちがいではっきりといえるのは生まれた時期です。ハード・ロックはヘヴィ・メタルの先祖のようなものですね。 あと、対立している大きな背景は多分、NWOHMの時代に パンクが大流行していました。そこで、IRON MAIDENなどのバンドの台頭によって色々と変わっていくのですが、そこら辺は詳しい方お願いします! とりあえず、私が言えるのは「ハードロック(ヘビメタ)とパンクは1975年ごろ、ロックに反発」というのは間違っているということです。ロックの中にヘヴィ・メタルやパンクが細分化されているのですから。いわば、ロックはそれらの総称を言うんです。 あと、ヘビメタじゃなくてヘヴィ・メタルって言ってもらうと嬉しいな(笑

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