dpiとは、Dot Per Inchの略で、1インチ(約2.54cm)
の間にいくつの点を打てるかと言う、解像度の単位です。
例えば、72dpiでしたら72個、1200dpiだと1200個の
点が打てると言う事で、数字が大きければ大きい程、『キメが細かい』と言う訳です。銭湯の壁のタイル画を
想像してもらえば判り易いかと思います。
単純に1440dpiではなく、1000×1440dpiとなって
いるのは、インクジェットプリンターは、少しずつ紙を
送りながら印刷するので、ヘッドが動く方向(走査方向)
と紙が送られる方向(副走査方向)で違いが出る機種が
あるのです。雰囲気で説明するとこんな感じです
走査→
==========================================副
==========================================走
==========================================査
==========================================↓
==========================================
これだと、走査方向の方が解像度が高いですね。
と言う事で、単純に言えば、解像度の高いプリンターの
方が、より高画質であると言えます。
が、一つ注意しなければならないのは、インクジェット
プリンターの構造です。インクジェットプリンターは、
霧状にしたインクを飛ばして印刷する方式です。つまり、
スプレーで描かれた壁の落書きの様な物だと思って下さい。
つまり、極端に解像度を追い求めても、あまり意味が
無かったりする事も考えられます。つまり、1000dpiで
霧状になったインクの粒が細かいプリンターよりも、
1440dpiでもインクの霧が大きいプリンターの方が、
ザラ付いた感じの画像になってしまう事も考えられます。
確かに、partsさんのおっしゃる様に、ある程度の解像度を
越えてしまうと、違いはほとんど判りません。それこそ
ルーペで拡大して見ないと・・・って感じですね。機種
にもよりますが、写真画質プリンターが出始めた当時の
720dpiの物でも、かなりキレイです。まぁ、確かに最近の
2400dpiのプリンターなんかと較べると、多少粗いのは
否めませんが・・・(実際のところ、インクジェットで
解像度を上げる為には、インクの霧を細かくする必要が
あるので、同じメーカーであれば、解像度の高さと画像の
キメ細かさはある程度比例していると考えられます)。
お礼
早い回答ありがとうございましたー