よく、「懸賞っていくら出しても当たらない」
という人がいますが、それは単に確率的に
元々当たりにくいものだからです。
私は昔雑誌社の懸賞担当をしていましたが、
ちょっと売れ線の雑誌だと、ひとつの懸賞に
何千枚も来ることは珍しくありません。
仮に一件1000枚の応募があるとしたら、
当たるためには平均1000回(1000通)応募しないと
いけないことになります。
普通の人はせいぜい月に数枚とかでしょう?
だとすると、1000通出すためには10年かかります。
つまり10年に一回しか当たらないわけです。
ですから、ちょっと応募したから当たらないのは
当然だと思ったほうがいいです。
商品が高価なものの場合、数十万枚の応募が来る
ことも珍しくありませんから、そうなると
確率的には一生のうちに一度当たるかどうかですね。
もちろんあくまでこれは確率ですから、人によっては
しょっちゅう当たる人もいます。
それは運がいいということもありますし、そういう人は
よくよく聞いて見ると結構な枚数を定期的に
懸賞に出していたりします。
話は戻りますが、私が雑誌社の懸賞担当をしていた
ころは、とにかく応募枚数も多いし、
懸賞の種類も多いしめんどうくさい仕事なので、
はがきにどんな工夫がしてあってもまったく
関係なく抽選してました。
ただ、たまに、せっかく当選したのに住所が読めな
かったり、県名が書かれてなくて整理がめんどくさい
ので当選からはずしたりすることは結構ありました。
よって、住所や名前は読みやすく、県名から
書いておくことは重要です。
(当たりやすくなるのではありませんが当たったときに
はじかれないようにということです。)
よく言われる、はがきに色を塗ったり何かを
貼ったりして当たりやすくなるということは
抽選するサイドから言わせてもらうとほとんど
ないです。
逆に上司からは、手触りなどを工夫して過度に
目立つはがきは引かないようにと言われていたほどです。
(ひいきしたと思われるとまずいので。)
というわけで、当たりやすい方法はないというのが
抽選経験者からのお答です。
お礼
ありがとうございます。 確かに応募数は多いような気がします。それがアーティストのサイン入りポラだったりグッズだったりするとなおさらですよね。 ハガキに工夫をするのとかは逆効果なのですか。参考になります。 住所や名前が読みにくいと間違えて送る可能性も出てくるかもしれないからなんですね。 これから送るときは頑張って字も丁寧に書こうと思います。