EV(補正)
露出を補正する場合に使います。
例えば、人が立っているところは日陰で、後方に日が射しているという場合、オート露出では人が暗く写ります。
それで、EV補正を+1か+2にしてやると人物が明るく写ります。
ただし、こういう場合は強制フラッシュを使うほうがうまくいくでしょうが・・・。
フォーカス
被写体との距離のことです。
通常はオートフォーカスに設定しておけば、カメラのほうで被写体との距離を測ってピントを合わしてくれます。
しかし、例えば、走ってくる子供を写す場合、ピント合わせが遅れ、うまく撮影できないときがあります。
こういう場合、プリセットフォーカスと言って、あらかじめ3mなどに距離をあわせておきます。そして、3mのところに来た時にシャッターを押すとピントが合うというわけです。
スポット測光
オート設定の場合、カメラは被写体全体の光の量を測ってシャッタースピードや露出を決めています。
しかし、カメラに写る範囲に極端に明るさが違う部分があり、そこを写したい場合、スポット測光を使い、その部分をスポット測光の照準部分に合わせてシャッターを押すとその部分は綺麗に写ります。
ISO
感度のことで数字が大きいほど感度が良くなります(暗いところでも明るく写る)が、画質は悪くなります。
シャープネス
写真のぼやけ具合です。+にすればきりっとした感じに写るし、-にすればぼやけた感じに写ります。
人物を写すときに-にすれば効果が出ることがあります。
以上でどうでしょうか。
それで、上記のようなことを知って使いこなすと確かにうまく撮影できるかもしれませんが、
普通は、フルオートで逆光になる時に、強制フラッシュを使う、
人物など写したいものが中央より寄っている場合に半押ししてピントをそれに合わせてからカメラを動かし、シャッターを切る。
これぐらいを使いこなせたらP3なら綺麗に写るはずですが。
「フラッシュをたいても暗くしか写らない」というのは、カメラに付属のフラッシュでは光の届く距離に限界がありますから、そのせいではないでしょうか。近くのものでも一緒ですか。
「印刷すると黄色っぽい」というのは、ホワイトバランスが違っているのかもしれません。オート撮影でもそうなりますか。