PCイラストの彩色に使うおすすめ商品と必要な道具・設定について

2005/11/23 00:04

このQ&Aのポイント

ネットの絵描きさんで、特殊な感じの彩色をする方がいます。彼らはイラストごとに丁寧にどうやって彩色したかを紹介していますが、彩色には『Dr.マーチン』というものが使われています。しかし、実際に調べてみると、Dr.マーチンは主にブーツとして知られているため、彩色に使用されるものとしては適していないことがわかりました。代わりに、インクのような素材を使用する必要がありますが、種類が多くてどれを購入すればいいのか迷っています。
PCイラストの彩色には、インクだけではなく他の道具も必要です。具体的に何が必要かについては不明ですが、彩色に関連する道具や設定についても教えていただけると助かります。
PCイラストをスキャンする際には、CCDタイプのスキャナが良いと思われますが、bitやdpiの設定についても知りたいです。どれぐらいの設定が良いのか、教えていただけますか？

mikoto82
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絵画・イラスト・デザイン
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urane_7
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2005/11/23 04:32 回答No.1

こんばんは。漫画家志望で絵を描いている人間です。まず、リンク見ましたが、一枚目はパソコンで彩色したものではありません。二枚目はパソコンによる加工も入っていますが人物の色はマーチンと色鉛筆だと思います。カラーインクというインクがあり、そのカテゴリーの中に「Ｄｒマーチン」というブランドがあります。ですので検索は「カラーインク　Drマーチン」で検索しないと駄目ですね。このDrマーチンですが、この名前のインクは何種類かあって、多分この人が使っているのは正式名称「Drマーチン・ラディアント・ウォーターカラーインク」だと思います。これが一番一般的なんです。他にカリグラフィー用のマーチンなどもあります。ホルベインも有名ですね。で、今画材屋のリンク見たんですけど、ラディアントと書いてあるのが私の言っている一般的なカラーインクです。多分これだと思います。そこで1の質問は解決しましたね。 2の質問にお答えします。まずこのカラーインクの特性を知って欲しいのですが、このインクの良いところは発色がとても綺麗だというところです。困るところはこのインクは耐水性ではないということです(水溶性だからこそ発色が綺麗なんです)。カラーインクは透明水彩に分類されます。不透明水彩というのは学校で使ったペンテルのチューブの絵の具です。透明水彩は水を足すことで薄い色を出します。不透明水彩は白い絵の具を足して薄い色を出します。もちろん不透明水彩でも薄めて使うこともできるのですが発色は悪くなります。にごるというんですかね。そこで必要なのは、まずインク。薄め用の水、筆、筆を洗うための水、筆洗(筆を洗う箱ですね)、絵具皿(画材屋に必ずあります。小さい皿で十分でしょう。沢山の色を使うので梅皿が便利です。同じ画材屋の中のリンク貼っておきますね)、スポイト(絵の具に水を足すのに使う)、筆の水気を取るためのタオルや日本手ぬぐい、紙(カラーインクの場合は水彩紙がいいと思います。良く皆がいいと薦めてくるのはワトソンというメーカーのものです。最初は画用紙で練習しましょう。ボードというものもあります。紙に直接描くと何度も描きなおしているうちに紙が傷んで色が滲みます。これを泣きといいます。そうならないように、別な紙に下絵を描いて、それからトレース台を使うか、その紙の後ろを鉛筆で真っ黒にして色を塗る紙に乗せ、ボールペンなどでなぞります。これをトレースといいます)それから、ホワイトです。先ほど水を足せば薄い色が出るといいました。透明水彩では白は基本的に白い絵の具がないので塗らずに残します。しかし、一枚目のリンクの左下の男の子の周りが白く囲まれていますね？これはホワイトで修正したものです。この場合は白抜きと言います。修正用のホワイトはコミック用品なんかにあると思います。もちろん普通のポスターカラーのホワイトを使っているという人もいます。好き好きです。最初に必要なものは以上で十分だと思います。 3の質問についてです。スキャナは普通に電気屋で売っている家庭用のＡ４サイズ(紙のサイズ、同人誌用原稿用紙のサイズと同じ)のもので十分です。というのも私は複合機でちょっと古いものを持っているのですが、dpiは最高1200もあるからです。はっきり言ってそんなに高いdpiにするとパソコンがハング(固まる)して使い物になりません。カラー画像は300dpiで取り込めば十分です。それだけの機能は十分現在販売されているものには備わっていると思います。水彩は学校で使ってきたものと違うし、ぼかしや重ね塗りなどの技術が必要になってくるので、ＨＰなどに乗せる前にいろいろと試してみてくださいね。いい絵ができますように・・・・。