一般的に、ホームページに載せる写真は、原寸で72dpi
(Dot Per Inch=1インチ=25.4mmの間に並ぶドット=
ピクセルの数を表す単位で、数字が大きい程密度が高く、
解像度が高いと呼ばれる)です。と言う事で、出力解像度
は、写真を表示したいサイズの時に72dpiになる様にすれば
オッケーです。スキャンする時の読み取り解像度は、人に
よって様々です。私の場合は、少し高めに取り込んで、
色調やシャープネスなど若干加工してから必要な解像度に
落とすようにしています。
仮に、10cmくらいの写真を、そのままのサイズで載せたい
場合は72dpiで取り込めば良い訳です。が、同じ写真を
20cmに拡大して表示したい場合は、倍の144dpiで取り込む
必要があります。逆に、5cmに縮小して表示する場合は、
36dpiで事足りてしまいます(理屈では)。
さて、実際のサイズと表示サイズが違う件ですが、私は
フォトデラックスを使っていないので判りませんが、同じ
アドビ社のフォトショップと言うソフトでも、恐らく
soranosakanaさんがおっしゃっているのと同じ事が
起きていますので、これを例に説明します。フォトショップは
画面の表示%を、72dpiの時に100%と表示するようです。
つまり、仮に360dpiで横10cmの画像があったとします。
すると、フォトショップ上で100%と表示されている時には
画面上では360÷72=5ですので、5倍の横50cmの表示に
なってしまいます。逆に、実寸の横10cmの時には20%と
言う表示になります。
同じアドビのソフトと言う事で、フォトデラックスも
同じクセを持っているのだとしたら、soranosakanaさんの
おっしゃる画像は、7×4cmの時に72dpiの画像なのです。
それを、出力解像度の設定で、3.62×2.41cmにすると言う
事ですので、恐らく、3.62×2.41cmの時に、約140dpiと
言う設定になっていませんか?