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ゴルゴ13のあの人のおいたち
ゴルゴ13少しだけしか読んだこと無いのでわからないんですが、彼の生い立ちだけが気になります。中国の有名な誰か(名前忘れました。革命家?)の隠し子だと聞いたことがあります。そこんとこだけ気になるのでほんとのとこを教えていただきたいです。
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検索サイトで詳しいHPがいくつもヒットします。 そのうちのひとつを紹介しますね。 http://www12.u-page.so-net.ne.jp/rf6/mochii/ ご覧になればわかると思いますが、生い立ちについては複数の説が存在します。ヂューク東郷がそれだけ謎に満ちた人間なのか、はたまた、単にさいとうたかをの勘違いなのか、、、、私は芹沢説がもっともかなと思います。あの頃の日本には異様な裏社会が確かにありましたし。 いづれにせよ、殆どの説で考えれば、彼はとうに還暦を迎えていることになります。 老いてなお盛んとは、このことを言うのでしょうか。あいかわらずアチラの方もお強いようですし・・・ 還暦過ぎのスナイパーが、未だに世界の第一線で活躍する様は、高齢化社会を迎えた日本の中高年層への応援メッセージともとれなくはありません。
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- starflora
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No.1 の方が引用されているように、コミックにいままで出てきた限りでは、複数のそれらしい説が出されていますが、いずれも、作者が、話の展開のなかで、結局、真相は分からなかったとしていますので、答えは「未だない」です。 「芹沢家殺人事件」というエピソ-ドのなかで出てくる説が、確かにもっともらしい気がします。これは、芹沢家という、何時の時代からか、代々、暗殺を家業としてる家があり、そこの息子としてゴルゴ13が生まれたという説で、殺人事件がこの芹沢家で起こり、その真犯人を求めて、刑事が、警察を辞めた後、個人的に調査し、遂に、どうも、犯人は、芹沢家の行方不明の息子(当時少年)で、その少年は、成長して、いま、国家機密などの世界でスナイパー=暗殺者として、超A級と評価されているゴルゴ13ではないのか、という風に推理が続く話です。 どういう結果になるかは、作品を読まれる楽しみを殺ぐことになりますから伏せますが、明確な答えはでなかったということは、述べても問題はないでしょう。何故なら、この推理で答えが出ていれば、ゴルゴ13の出生は、すでに明らかになっているからです。しかし、いまだに作者は、秘密にしています。これまでの色々な可能性も100%否定された訳ではなく、確証がない、という結果に終わっています。 ところで、少し気になるのは、芹沢家説がもっとも妥当だという先の人の意見ですが、これはどうかと思います。というのは、実在の人間なら、その出生は、一つしかありません。二つある場合は、二人の人です。子供時代、一人二役や三役をしていたとしても、そういうことをしていたという出生と来歴がある訳です。 しかし、ゴルゴ13は、実在の人間ではなく、話の上での登場人物です。従って、「答え」は、「作者次第」ということになるのです。あるいは、さいとうたかを亡き後、ゴルゴの話について、決定権を作者から与えられた人の自由ということになるでしょう。デューク東郷は、異常な高齢で、なお第一線暗殺者ですが、これについて、デューク東郷は「一人しかいない」という説明のあった話はないと思います。また、あったとしても、SFになりますが、そのデューク東郷は、クローンの一人で、当人は、自分一人がデューク東郷だと信じていたが、実は、巧みに記憶が操作されていて、実際のデューク東郷は、十人いて、交替で任務に当たっているとか……こういう話を、作者がもし書けば、まったく違った様相となります。 ゴルゴ13のクローンは、何千人も用意されていて、実は、宇宙人が、人類の「保管計画」を立てていて、「計画エヴァ」に従って、ゴルゴ13は、暗殺を実行しているが、やがて、宇宙から、使徒が出現し、……というような話になると、別のアニメですが、こういう話にしても、ストーリーの整合性を取ることはできる訳です。作者がそれをするかどうかの問題です。また、別のストーリーを新しく造るかも知れません。それは、作者さいとうたかを自身も、未だ決めていない、或いは一応何か決めているが、その考えは、今後変化するかも知れない……ということです。 だから、これがゴルゴ13の本当の正体だ、というエピソードが出てきても、後で、別のエピソードが出てきて、実は、あの時の結論は間違っていた……と作者はできる訳で、こうすると、ゴルゴの正体は、何時まで経っても確定しないことになります。それは、要するに、デューク東郷が「実在の人間」ではないからです。 とまれ、現在までの話では、思わせぶりな出自が提示されているが、どのエピソードも、結論を宙づりにして終わっているので、デューク東郷ことゴルゴ13の正体は、不明だということです。