犬と猫の運動能力の違いについて
我が家では犬と猫を飼っており、よく一緒に遊ぶのですが、犬と猫の運動を観察しているとその運動様式が全然違って見えます。
・歩く動作
犬・・・リズミカルで小型犬ならちょこちょこ,大型犬ならのしのしという感じで筋肉の躍動感を感じる。
猫・・・足の動きが緩やかで忍び足のよう。実際の歩く速さの割りにスローモーな印象を受ける。筋肉の動きが分かりにくい。
・走る動作
犬・・・事前に力を溜めて力強く飛び跳ねるように走る。速いが停止やカーブは苦手なようでズザザッと止まったりこけたりする。動く瞬間が分かりやすい。
猫・・・だらっとしてたり静かに伏せた体勢から突然走り出す。止まるときは突然ピタッと止まる。動作の切り替えの瞬間が分かりにくい。
・遊び(ボール遊びやネコジャラシなど)の最中の待機
犬・・・激しく呼吸し、バタバタ足踏みしたりしている。人間がボールを投げようとするとグッと身を沈めて大きな予備動作を作る。ボクサーとかK1選手のステップに似ている。
猫・・・脱力した状態で人間をじっと観察し、いきなりネコパンチを出したり、飛び掛ってくる。動かないときはじっとしており、飛び掛る前の予備動作がない。剣道家の動きに似ている気がする。
どちらも狩をする四足の肉食獣ですが、このような違いはなぜ起きているのでしょうか。
1.骨格や筋肉に何か違いがあるのか。
2.このような違いはどのような理由で生じたのか。
教えていただければ幸いです。
2については、犬は集団で大型の獲物を捕らえるために、多少動きが雑でもパワーとダイナミックな動きを獲得する方向に進化してきた。
猫は単体でネズミなどの小型の獲物を捕まえるために、最大パワーや最大スピードより、獲物に気配を悟らせずに接近するために、正確で先読みされにくい運動機能を獲得する方向に進化したのではないか、と推測していますが、確信はないです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 猫はすごいですね~。18mからでも生存しちゃうんですね! 恐れ入りました。猫様(笑)