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外国人選手の契約金に関する疑問とは?
- 外国人選手の契約金について疑問があります。
- 選手との契約において、契約破棄や帰国などのトラブルが起こった場合、契約金の支払いや違約金のペナルティはどの程度認められるのか気になります。
- 外国人選手の契約上のトラブルは色々ありますが、一般的な例を基に、契約金の扱いやペナルティについて教えてください。
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全部難しい問題です。個人相手なら何とかできるでしょうが、相手が訴訟大国のアメリカ人のうえに、代理人がいますので一概に一つの回答はできませんが、一般例として考えうることを回答します。 1、球団からの契約破棄についてですが、多くの場合はその年の年棒は保障されると思います。プライベートの怪我や本人の過失によるアクシデントは問題外ですが、単に成績不振による解雇ならばその契約内容によります。 2、本人が一方的に契約を履行しなかったわけですから、この件については残りの給料を払う必要はありません。訴訟を起こされても球団側に分があるから、選手側としても請求はしないでしょう。 3、これも限りなくブラックゾーンの内容ですが、本人が次の年以降の契約を履行する意志があればその年の給料は保証されるのが現状でしょうね。球団に主導権がある契約ならば払う必要はないと思いますが、大物選手だと選手側主導の契約になっていると思うので、その年の給料は保障されるでしょうね。 外国人選手の契約は千差万別なので、1についてもどんな事があれ年棒は保障するという契約をしたら無効ですし、2は論外ですが3については球団側が契約期間を履行せずに解雇した場合に違約金を払うという契約がなされていた場合には払うしかないし、球団側がいつでも解雇できるという契約をしていれば払う必要がありません。 とにかく訴訟大国の敏腕の代理人相手に契約を持ち込むわけですから、ケース・バイ・ケースになり難しいです。いかに選手に有利な条件の契約を結ぶ事が代理人の優秀さを示すわけですから、優秀な代理人と契約している選手の場合には、トラブルが起きても契約の満額を得ることに奔放するでしょう。 元々外国人選手は代理人からの売り込みも多いようなので、この現実は非常に嘆かわしいことですね。
お礼
大変詳しくご解説頂き、有難うございました。 日本の野球を愛し、日本で現役を終わる外国人選手がいる一方、気に入らないとばかりシーズン途中で本国に帰ってしまう不良選手もいたりするので、契約上どうなっているのか疑問に感じて質問させて頂きました。 でも契約にはシビアなアメリカ人の場合、海千山千の代理人を立てる習慣があるので、おとなしい球団にとっては難しい扱いになるでしょうね。