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癲癇患者の家族
現在38才のてんかんの姉がいます.小学2年生に発症し現在月1回くらいのペースで発作をおこします。働いたことがなく、性格も幼くまったく自立が出来ていません。朝起きられない事や精神的に大人になれない事などは、てんかんに見られる症状のひとつですか?
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- saaakeee
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てんかん患者です。 小さい頃(2歳くらい)から熱性痙攣やひきつけをよく起こしていたそうです。 (母は救急車の音が聞こえる度私じゃないかと思ったほどだそうです;) しばらく何もなかったのですが、3年ほど前にてんかんと診断されました。 てんかんと診断される前とされて後では、性格も生活態度も変わったと自覚しています。 診断前は、どんなに夜遅くに寝ても授業にはきちんと出て、バイトや待ち合わせの時間にも遅刻することは一切ありませんでした。 しかし、診断後、正確にはてんかんと疑わしき症状が出始めて後ですが、生活リズムが狂い始め、元に戻すことはなかなか難しくなりました。 朝も起きることが出来ません。なので午前中の授業に行くためには徹夜して、授業が終わってから寝るという生活だったのでバイトも出来なくなってしまいました。集中力も低下し、成績も落ちてしまいました。 てんかんの原因はその時抱えていた悩み事が原因じゃないかと言われたのですが、私のこの変化はそのストレスとまたいつ発作が起きるかわからないという不安からじゃないかと思います。朝起きられないことなどは薬の副作用が強いせいかもしれません。 自分ではいつ発作が起きるかわからないので、なるべく外には出たくない、家でじっとしていたい、というのが本音でした。 それでも私自身今のままじゃダメだ、と思い現在はイギリスの大学院で勉強しています。 そういうことを踏まえ、私の意見では、朝起きられないことや精神的に大人になれないことなどは体調の変化によるストレスなどが大きいと思います。質問者さんのお姉さんは小学2年生の頃に発症したとのことなので、それを乗り越えるほどの意思の力というのがその頃にはなかったんだろうと思います。人間堕落した生活(良い表現ではありませんが)が長く続くとそれに慣れてきてしまうので、それで大人になっても自立できていないのかと。 専門家ではないのでこの事に対し的確なアドバイスは出来ませんが、医者に一度ご相談されてはいかがでしょうか。 この回答が参考になれば幸いです。
- kao77
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専門家ではないですが、以前起こったポケモンの事件のことをきっかけに、てんかんについて調べたことがあります。 てんかんの種類は特発性(原因不明のもの)と症候性(脳になんらかの器質異常(脳腫瘍や髄膜炎の後遺症等)の関わったもの)があり、さらにそれぞれに全般性(てんかんの発生部位が不明)と、部分性(発生部位が決まってるもの)があり、それぞれ大きく分けて、 1:特発性全般てんかん 2:症候性全般てんかん 3:特発性部分てんかん 4:症候性部分てんかん の4種類に大別され、大部分は1のケースが多く、幼児~思春期くらいに発病しやすいですが、予後もよく成人する頃には治ってることが多いです。 てんかんはよく「精神病なのか」と差別を受けやすいし、子どものころですとどの症例でも発作を恐れてついつい過干渉になって修学旅行等の学校行事も参加させないという親もいますが、特に1の症例では、予め医師に報告することはもちろんですが、薬で発作を抑えてれば、特に軽い人ですと普通の人と全く同じ生活ができますし、質問者様のお姉さまがどのタイプの症例なのかは分かりませんが、脳障害との関連性の有無等はMRIやCTで確認し、それから、脳波検査であらゆる賦活によりてんかん波を誘導させ(睡眠賦活、過呼吸賦活、光賦活等)どの賦活でてんかん波が検出されるかということを知ることもできます。 確かにてんかんと自閉症の関連が無きにしも非ずですが、もちろん一部にはそういった症例の方もいますけど、精神的に幼いとか、自閉症っぽい症例が必ずてんかんの特有の症状かというと必ずしもそうとは限らないですし、むしろてんかん発作と知能との関連性は症候性の一部を除いては極めて低いといえます。 もちろん、他にもてんかんはよく遺伝性のものかとも疑われ、女性の方ですと結婚や出産をてんかんのことが原因であきらめられる方もいますが、相手の方もてんかんでしたら遺伝の可能性も少なからずあるのだとは思いますが、遺伝の可能性は極めて低いわけですので、あきらめる必要もありません。
- pascal01
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てんかんをベースに考えると範囲が広いので性格 は関係ないという言い方が多いですが、実際問題 自閉症などはてんかんとの関連が多いのです。 遺伝的なてんかんであれば、そういった性格にも 問題があることが多いことは先の自閉症のケース を見ればあきらかですが、当然てんかん患者側か らみれば不満なわけです。 一部のてんかんは性格にも問題があるケースがあ ると考えるのが妥当です。 働けないのであれば、各種支援が受けられるはず です。
- les-min
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こんにちは。。 医者ではありませんが、てんかん(主に難治性のもの)について少し調べたことのあるものです。 古くは、てんかん患者には多かれ少なかれ性格・知能に障害があるという極端な見解が根強くあって、ある種の偏見や誤解を招いたり助長したりしていました。 こんにちでは、そういう障害を合併する割合は案外と少ないことが知られています。ただし、確かに一部の患者さんには、精神の遅滞や性格障害が見られることも事実です。 ご質問にあるお姉さんですが、ご質問文にある状態が、てんかんを含めた病気の影響か、てんかんとは関係ない精神的な疾患を合併しているのか、単なる性格上のものかは専門のお医者さんに注意深く鑑別していただかないとわからないでしょう。 発作が抑制できてないてんかんの患者さんが仕事に就くのは、実際問題としてかなり厳しいのが現状です。また、いつ発作を起こすかわからないという本人・周囲の不安から行動を制限・抑制する場合も多いので、自然と「気分が腐ってくる」「何もしない・したくない」状態に陥りやすいのも確かだと思います。 MRIなどの画像診断で脳自体に異常は見つかっていませんか?精神遅滞を起こすタイプの患者さんは、てんかんが原因というわけでなく、脳自体になんらかの異常があり、てんかんや精神遅滞はその異常が原因になって起こる症状の一環であるという考えが現在は主流になっているようです。(←この点は重要です。) てんかん患者さんの周囲の方々はある程度の寛容さが必要とは思いますが、日々接しているとそれも難しいものだろうとお察しいたします。 症状が何に由来するのか、はっきり鑑別してもらうには、やはり専門のお医者さんに見てもらう必要があるでしょうね。 ただ、てんかん患者さんでそういう方はいる、ということは言えると思います。 自分に申し上げられるのは、こういうところです。では。