賛成です。
私自身、もう40歳近いのですが、小学校の頃、ひどいイジメにあいました。
逃げ場はなく、毎日クラス全員から「死ね、汚い」など暴言・暴力が続いたのに、当時の私は、
誰にも相談できず、毎日地獄だと思い、死ぬことばがり考えていました。
傷が増えたことなどでやっと発覚し、親が悲惨が現状を認識し、
「学校に行かなくていい」と言ってくれた時、私は本当に救われた気がしました。
当時、そういう決断を親がしてくれたことに、本当に感謝しています。
あのまま、学校に無理して通っていたら、私は今、生きていないと確信しているからです。
当時はまだ、イジメに対する認識も低く、「いじめられる方に、それだけの原因があるはず」とか、
「学校に行かないなんて、ただのわがまま」
「友達がいないヤツは出来損ない」のような風潮でした。
クラスで私不在で話し合いの結果を聞いたのですが、
イジメた原因は「先生からひいきされている、一人だけ勉強が出来る、
お金持ちみたい、海外に行っている」など、納得の行かない理由ばかりでした。
私は、たとえどんな理由があろうとも、「イジメをする側が100%悪い」と考えています。
「くさい、顔が悪い、性格、頭が悪い」などの理由があっても、
人をイジメていい理由になんて、絶対になりません。
今は、イジメに対するさまざまな対策が練られていて、
相談所も多いし、対応してくれる先生も少なからずいるはずです。
しかし、本当に信じられない教育者や親がいることも確かだし、
イジメを何年たっても止められない環境もあるのが悲しい現実。
それで、やっと新天地で人間らしく、生活し始めた子供に、
「学校に行かないなんて、おかしい、みっともない、変じゃない」という
無理解な言葉を投げかける人が多いのも、事実なんです。
だからこそ、認可して、堂々と学校として通わせてあげたい、という思いがあります。
イジメをして人を傷つけて楽しんだ連中は、楽しいスクールライフを
満喫して、
いい学校に推薦入学しているかもしれません。
しかし、真面目にしていただけで、ひどいイジメにあって、学校に通えなくなった子供は、
出席日数は足りないし、評価を低くされたり、心身の健康を害されたり、何一ついいことがありません。
そういう子供に再起の場を与えるのが、同じ人間として、最低限、当たり前のことだと思っています。
すべての子供が思いやりをもって真っ直ぐ幸せに育って欲しいです。
そんなの、無理かもしれないけれど、何か、手を差し伸べることは
できると思っています。
お礼
説得力のある実体験を聞かせていただきありがとうございました。ひどい目にお会いになったのですね。 勇気あるご両親を尊敬します。 回答ありがとうございました。