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叔父のお骨を受け入れるべきか
夫は長男で父母が亡くなってから先祖からの墓所を継承しました。(代々夫の先祖はクリスチャンです) 先日父の弟が亡くなりその奥様から突然「納骨するので墓地の許可証を送ってほしい」と連絡をうけました。 お墓の中には祖父母や祖父の兄弟、若くして亡くなった父の兄弟と勿論夫の父母がはいっています。 お墓や敷地は大きいのにお骨を入れる石室?がとても狭くあと1人分の余裕があるかどうかという状態です。もうひとつお墓をそこに建てることは禁止されています。 私たちは、この叔父夫婦に子どもがいないこともあり、かまわないと思っているのですが、夫の妹はこの叔父とあまり仲がよくなかったせいもあり、一家一墓が常識だし三男なのに当然のごとくここに入るのは図々しいし、あまりにも礼儀知らずと怒っています。 又現実問題として、叔父のお骨をいれたあとその奥様もといわれたとき、お墓の拡張工事をせねばならず・・・。すぐ費用を用意するのは難しい。 次に入るのは夫か私だと思っていたので、「その工事の費用をきちんと残しておこうね」と話していたのです。 叔母になんと言ったらいいのか悩みます。 別の叔母も母と仲良しだったし一人なので一緒にはいりたいといっています。 夫はもうこうなったらみんなみんな一緒に入ろう!なんて・・。どうしたらいいのでしょう?
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坊さんです。クリスチャンとのことですが日本のお墓のことなのでお答えします。クリスチャン独自のことはわかりません。余談ですが明治以前は日本はキリスト教は禁制ですので明治以後改宗されたものと思います。もしキリスト教国の欧米の習慣に従うなら、すべて個人墓で夫婦も親子も別になってしまうと思います。日本のお墓の習慣と言う意味でアドバイスします。 さて、お墓のお骨を入れる石室部分(カロート)に骨壷のまま納骨する地域では、カロートに骨壷がいっぱいになった場合には、通常お骨は20年程度で3分の1程度に減っているか、すでに液状化していますので、いくつかを一つにまとまるか、又は、槌の部分にザーッと空けてしまいます。したがって、骨壷が5つ程度は入るお墓には30人分くらいはかるく入ります。 したがって、カロート部分のスペースは、数年間に連続してお亡くなりにならない限りまったく問題になりません。 次に叔父夫婦の件ですが、No2さんは古い考え方普通は直系の家族だけとお書きですが、逆であります。地方地域にもよりますが、戦前までは一族墓はごく普通であり、戦後の核家族化で急激にお墓も核家族化してきているだけです。 また、子供のいない三男夫婦なら本家の墓に入るのもごく当たり前でありました。 その辺の常識が、年代や地域で異なりますので、「当然のごとくここに入るのは図々しいし、あまりにも礼儀知らず」と感じる方と「ごく当たり前、当然」と思われる方とが現代は混在していますので、お互い自分が常識と思っているところに感情的なトラブルが生じていることも多々あります。 ご質問者さんの常識感と叔母さんの常識感にずれがあるだけで、実は見方でどちらも正しいのです。 寺の墓地の場合には、古いものが多く、次男、三男夫婦も同じお墓に入っていることが多いので、若い方にはそのようなお墓を見せて説明しています。 基本的には、同じ一族が同じ土地で同じ土に戻る、親の元へ、という考え方からは特段問題は無いはずです。
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- oyaoya65
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#1ですね。 戦前、特に江戸時代まで遡れば、家父長制があって家の数が固定の社会、長男が後を継ぎ、次男以降が結婚しないか、後継者がいない他家に養子や婿養子に入る封建制度(家父長制度)のもとの社会では1つの親族がすべて同じ墓に入るしかなかった時代が長く続いてきた過去の歴史があるかもしてませんね。戦後は夫婦中心の家族制度になり、人口増加もあって、家中心の墓では対応できなくなって、夫婦が自分たちの墓を持つということが定着してきた結果が現在に至っている、経済(生活)単位も、独立して家庭を持てば別々ですし、子供を作らない家庭や、離婚や再婚が頻繁に行われる実態もあって、お墓が個人単位とまで行かなくても、夫婦単位の墓ということに変わってきたのも事実ですね。長男や婿を貰った家の跡継ぎ夫婦だけが、祖父母の面倒や祖先のお墓を管理する責任が押し付けられているのが実体かと思います。先祖を背負う跡取り夫婦にだけ供養の責任(経済的負担を含む)を負わされてているのが実態ですね。跡取り夫婦以外の夫婦は、好きな土地に墓地を購入して永眠することができるわけですね。夫婦が経済的な生活単位の社会になった現在は跡取りの夫婦に、より経済的な負担がかかりますね。 戦後生まれの人にとって墳墓は夫婦単位で考えないといけない時代にいやおう無く移っていかざるを得ないと思います。つまり、古い言い方をすれば、本家と分家はお墓を別々に持つ(直系と直系でない夫婦は別々にお墓をもつ)ということですね。
お礼
ご回答有難うございました。夫婦単位に移っていかざるを得ないのかも知れません。息子の代はどうなるのかわかりませんが、少なくとも私達はここに入ると決めています。考えを整理するきっかけになりました。
古い考え方ですが、 普通は直系の家族だけが入るんじゃないでしょうか。 叔父さん夫婦は結婚された時点で 別の世帯をつくっておられることになりますよね。 貴方には子供さんはおられるのでしょう。 その子供さんが継承されることになるんですから、 叔父夫婦といっても 子供さんには負担になるんでは ないでしょうか。 書かれているように、これからのかかる費用を 叔母さんに請求できますか。 墓地の管理費もいるのですよね。 人間関係で言いにくいとは思いますが、 妹さんの言うほうが、 筋が通っていると思います。 もしかしたら叔母さんは、自分達のあとを托せる人が いないので、不安になっておられるのかも知れませんね。 今は、子供のない人用の墓地も たくさんありますし、永代供養もできますので、 いちど、叔母さんにはっきりとお話されたほうが いいかな、と思います。
お礼
お答え有難うございます。直系の家族だけが入るという慣習は、昔の人の知恵かもしれませんね。おっしゃられたように、費用の負担など言い出せませんし。 ただやはり、亡くなった叔父は、自分の兄弟や親のそばにいたいのかなと思い、多分少し待っていただくようにお話しようかなと思い始めています。勿論叔母が永代供養等を選ぶかもしれませんが。
- oyaoya65
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叔父は結婚して戸籍的にも独立していたわけですから、墓地を購入してそこに納骨すべきですね。 夫の兄弟姉妹が独身のまま亡くなったのなら一緒に納骨しないといけないでしょうが。 叔父は親の兄弟ですから、通常は同じ墓には収めるべきではないでしょうね。 子供を作らないで、供養してもらいたかったら養子夫婦を貰ってその子孫に供養してもらうのが筋でしょうね。 お骨はお寺等で預かってくれるとと思いますので、おばさんの宗派のお寺等に依頼してもらってもいいかと思います。 叔父の家系でお墓が出来てから納骨してもらえばいいですね。 それとも叔父夫婦もあなた方の子孫に供養して貰うつもりでしょうかね。(ずうずうしいですね。きっぱりと断って筋道を通すべきですね。)
お礼
早速のお返事有難うございました。現在の民法ではその人の考え方次第というところがあり、よく考えて叔母には手紙を出すつもりです。
お礼
お答え有難うございました。仰るとおりです。親の元へという言葉が胸に沁みました。石室の件ですが、行政の都合で、古い墓地から新しい霊園へ移動した時に既に骨壷から出してあります。10人でほとんど一杯なのです。やはり、工事は必要かと思っています。叔母にはよく考えて、手紙を書くつもりです。