過去の質問を探せば見つかるでしょうが・・・
ここでネックとなるのはUSBの転送速度のみです。
USB1,x規格は速度が最大12Mbpsであり、最大1,5MBのデータを一秒間に転送できます。ただ、あくまで最大であり実際の速度は平均で900KB(0.9MB)程度の速度にとどまります。
音楽CD(一般にAV用CDデッキで再生できる形式と仮定)は650MBで74分収録できます。最大容量のCDなら700MB(80分)となります。速度は、1倍速の書き込み速度で150KB(0.15MB)ととなります。
それをもとに計算すると、CD-Rの書き込み速度はUSB1,1で最大6倍速が限界となります。そのため、USB1,1の6倍速で60分CDに記録する時間は10分となります。
DVDの場合はどうかというと、書き込み速度は1倍速で59分掛かります。
1倍速の書き込み速度は1385KB/秒であり、USB1,1の速度を下回ることになります。そのため、1枚のDVD(4,7GB)に映像をめいっぱい記録した場合の記録時間は、およそ75分以上ぐらいの時間が掛かると想定されます。
ちなみに、DVDの場合60分の映像を記録するといっても、画質によって映像1時間当たりの容量が変化するため、最高画質(DVDの1層メディア1枚に60分)と仮定しています。
では、USB2,0ならば・・・秒速60MBの転送速度がUSB2,0にはあり、平均で40MB前後の速度を出すことができます。これほどの帯域をDVDやCDで使うことはないため、事実上ネックはドライブの倍速性能になります。
CDの速度は、6倍速以上で書き込めます。CDドライブの倍速性能に依存します。
現在最高速度は52倍速となり、およそ4分弱(3分台後半ぐらい)で記録が完了する計算です。一般的な40倍速のドライブでも5分以内に書き込みが完了します。
DVDの場合は、最大16倍速でありおよそ6分台ぐらいで書き込みが完了するでしょう。書き込み速度は倍速数で変わります。
ということです。
まあ、要はUSB2,0にした方が圧倒的に速いということです。