児童指導員になるには、任用資格が厚生省令によって定められています。(児童指導員任用資格)
資格
(1)地方厚生局長の指定する児童福祉施設の職員を養成する学校(実際には指定は行われていません)か、その他の養成施設 を卒業した者
(2)大学の学部で、心理学、教育学または社会学を修め、学士と称することを得る者
(3)小学校、中学校または高等学校の教諭の資格をもつ者であって、厚生労働大臣または都道府県知事が適当と認定した者
(4)高等学校を卒業した者であって、2年以上児童福祉事業に従事したもの
(5)3年以上児童福祉事業に従事した者であって厚生労働大臣または都道府県知事が適当と認定したものです。
簡単に言うと、保育士、又は、その関係の学校卒業してる者
教員(小・中・高・幼稚園)の資格がある、又は大学で心理学・教育学・社会学・芸術学・体育学の学科・課程を修了したこと
ヘルパーは介護系の資格ですから、児童養護施設の仕事(子どもたちの生活を保障する事と、成長の助長するのが仕事)とはちょっと違うと思います。
ヘルパーとしての就職先は
●老人保健施設や養護老人ホーム等の介護スタッフとして。
● 病院・医院:医療機関の院内ヘルパーとして。
● 在宅介護事業所
が主なところだと思います。
児童指導員でなくて、児童養護施設の仕事ならなんでもいいというなら、資格なくていい仕事ならあるかもしれませんが、それは各児童施設に問い合わせてみなければ分かりません。
保育士の資格は、現在通信教育でも取得できますので(とっても大変です、記憶力の勝負です。)、やりがいのある仕事を求めるなら、資格を取ることが手っ取り早いと思いますし、保育士の資格があれば、その関係のいろんな仕事を探すことも出来ると思います。
保育士の資格を取ろうとしたら、早い人で1年くらいで取れると思います。が、覚えることが多くてホントに大変です。2,3年は覚悟したほうがいいと思います。