テレサ・テンを想う
先日家内と共に往時の名作 「 慕情 」を観ておりました。
御存知国共内戦時の香港を舞台に、ジェニファー・ジョーンズ と ウィリアム・ホールデン が織り成す甘ったるいロマンスですが、何と言っても原題 「 Love Is a Many-Splendored Thing 」 そのままの主題歌が好きです。
ところでその舞台となった香港のレパルス・ベイ、ああ確かここは生前のテレサ・テンが好んだ場所だよなぁ、何となくそんな事を想ってしまいました。
後年タイ・チェンマイに於いて少々残念且つ短い生涯を閉じる事となるテレサ・テン = 中国名:鄧麗君、アジアを代表する歌姫として余りに有名な彼女ですが、その一方で国民党のプロパガンダに利用された面もあり或る種の政治的存在であった点は否めない。
私自身生前の彼女に格別な思い入れがあった訳じゃありませんが、例えばかつてゴールデン・トライアングルと呼ばれたタイ奥地の少数民族の村にすら彼女のポスターが貼ってあったりしまして、マレー半島以東に於ける知名度と影響力にはやはり驚くべきものがあるようです。
さて台湾・いや中華文化圏を代表するスーパー・スターであったテレサ・テンに関し、貴方がお持ちの印象或いは思い出を御聞かせ下さい。
お礼
そうですか、なくなったのですね。どうも、ありがとうございました。