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袋帯の両端はどうなっているんでしょうか?
ネットで古着の袋帯を購入しようと思っているんですが、袋帯の写真を見ると、ものによっては、端まで柄が出ているものと、あるいは、端の手前に何か横にラインのようなものが入っているもの、またあるいは、端の手前で柄がなくなっていて、そして横にラインのようなものが入っていて、その先は無地になっているもの・・・とあるように見えました。 袋帯は、何か用途によって、そういった違いがあるんでしょうか? お太鼓専用の名古屋帯ではなく、袋帯で大きな文庫を作って、カジュアルだけど豪華な雰囲気をつくりたいと思っていて、袋帯をさがしているのですが、端に余計なラインがあったり、柄が途中でなくなっていると、そうゆう帯の楽しみ方はできないのだろうか・・・と思ってしまいます。 (裏地にも柄があればなおいいと思うのですが、ものによってはただの無地・・・というもの袋帯の常識なんでしょうか?) 詳しい方、教えてください、よろしくおねがいします。
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全面・裏地にも柄のある物は、丸帯と言います。 一番格調高い帯ですが、非常も重たく最近ではほとんど見かけません。花嫁さん用には現在も使われていると思います。 振袖用に文庫を袋帯で結びますが、裏地の色が端から見えてかわいく仕上がります。また、端の部分は文庫にした場合、体に近い側になるので大丈夫です。 http://www.tokyokimonostyle.com/kitsuke/obi.html http://www4.ocn.ne.jp/~tomasan/furisode.html >カジュアルだけど豪華な雰囲気をつくりたいと思っていて 袋帯は礼装・準礼装用の帯なので、あまり着物と格が違うとおかしくなります。黒留袖・色留袖・訪問着・付け下げ・色無地・振袖用だと思われた方がいいでしょう。 カジュアルな着物がどのような着物か判らないのですが、名古屋帯の金糸刺繍入りや袋名古屋帯を使う方法もあります。
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- kachoufuugetu
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すでに回答が出ていますので少々雑学を…。 丸帯を簡略化したものが袋帯です。 丸帯はもともと江戸時代の武家の女性のものでしたのでお引きずりの豪華な着物に締めました。 花嫁衣装はこの打ち掛けスタイルですから丸帯を用います。 そして明治時代以降この重い丸帯を軽く締めやすくした袋帯が考案されました。 この時代には打ち掛け姿の女性などほとんどいませんでしたからね。 現在これは礼装、正装の帯で普段着の着物には使いません。 普段着で文庫を結びたいなら洒落袋帯と呼ばれる普段着用の袋帯か、開き仕立てにした名古屋帯や京袋帯という物が向いています。 名古屋帯は普通胴の部分を半分に折って仕立てますが、これを裏地を付けて開いたまま仕立てる方法があります。 ポイント柄だと文庫には向きませんが全通や六通ならカジュアルな文庫結びにぴったりです。 ただしこの場合はタレ先にも柄が出るように仕立てた方が見た目がキレイです。 京袋帯はたいていリバーシブルになっていてカジュアル帯の代表です。
お礼
素晴らしい雑学を教えていただきありがとうございした・・・☆ひとくちに帯といってもほんとに歴史といい内容といい奥深いんですね!以前着物の店で、若い店員の女性が袋帯をカジュアルな幾何学模様のモダンな着物に結んでいたので、憧れていたんです。 洒落袋帯とか普段着用っていうのは、見た目や素材で判断でするんでしょうか?私はまだ初心者なので、人目では、素材とか模様によってどうゆう格があるのかとか判断しかねるので・・・。 全通という用語は分かりますが、六通というのはどうゆう柄のことをいうのかも知りませんので、ほんとに恥ずかしい限りです。 自分流にアレンジといっても、度を越したコーディネイトだと恥じさらしになりかえないので、もっと勉強しないととあらためて思いました!! 京袋帯、参考にします!
お礼
ご回答ありがとうございます^^袋帯といってもさらにその中で丸帯という分類があるんですね!端の部分も問題ないことが分かって安心しました。一方で、着物と格がちぐはぐでもいけないんだなと、それもまた勉強になりました。少しづるルールを覚えて楽しく着てみたいとおもいます^^