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種牡馬になれない条件
G1も獲ったマサラッキが静岡で乗馬になるという記事を見ました。血統的に期待が薄いのでしょうか?中京での勝ち鞍ばかり目立つから?種牡馬になれなかったのはなぜですか?また他にも活躍しても種牡馬になれない条件はありますか?
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やはり父マグネチュードが災いしたのでしょうかね? マグネチュード自信はイギリスダービー馬とオークス馬の夢の配合で生まれた超良血なのですが、自信は、確か5戦0勝だったはず。当時日本ではミルジョージの活躍でミルリーフの子だから輸入したあまり期待されなかった種牡馬でした。 ミホノブルボンやエルブスの活躍で評価を得ましたが、ミホノブルボンでさえ種牡馬としての価値は低かったでけに、旧7才でG1勝ったマサラッキが乗馬というのも、決して今の現状では不思議ではないと思います。 自信も旧4才秋の時のいきおいでマイルチャンピオンかスプリンターSを勝って引退していれば、ちょっとした人気の種牡馬になっていたかもしれませんね。 それと引退の時期というのも種牡馬として、大いに関係しますね。例えば、ネーハイシーザーも旧5才の秋天勝った時に引退表明してたはずが、血統的な問題もあってか、ずるずる引退を引き延ばし、故障発生やらなんやらで、確か7才で引退。無料種付け種牡馬としてスタートしました。しかし無料ということで、初年度100頭ぐらいの依頼があって、現3才馬がその初年度産駒です。去年の府中三才Sの2着馬のヒマラヤンブルーなんかもその内の1頭です。そのレース依頼確かご無沙汰のはずですが、復帰を心待ちです
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- yostable
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需要と供給のバランスを考えて敢えて種牡馬にはしなかったのでしょう。民間の種牡馬施設に預託した場合、保険料や宣伝広告費も含めると年間1000万円近くかかってしまいます。配置場所(ライバルの少ない地区に繋養する)や種付け料(10万円以下の安価にする)の設定などである程度の数(交配数)を確保することは出来たでしょうが、最近の日高では僅かな種付け料の回収といえども大変なようです。たまに兄弟馬が走って引退馬が種牡馬として引っ張られることもありますが・・・マサラッキの場合は静岡ということですからヤマハの経営している乗馬牧場に迎えられることになったのでしょう。よかったですね。
お礼
種牡馬になると相当なお金がかかるのですね。確かにマサラッキに沢山の依頼がくるとは想像しにくいです。バブル期だったら数年だけでも種牡馬になっていたかもと考えてしまいました。ありがとうございました。
- Naodon1020
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>「是非種牡馬に」という声が掛からなかったのか、 >あるいは馬主さんが種牡馬にすることを嫌がったのか、 馬主が嫌がることはないでしょう。なぜなら種牡馬入りは馬主の夢でもあり、 実際に「金になる」わけですから。 従って種牡馬としての引合いがなかったと考えるのが自然です。 >中京での勝ち鞍ばかり目立つから? これは無関係でしょう。しかし高松宮記念を勝ったことが評価されないという事は紛れもない事実だと思いますが。 >血統的に期待が薄い そんなことはないでしょう。 成績が悪くても血統背景に魅力があれば種牡馬としての引合いはあります。 いい例がエイシンサンディでしょう。未出走ながらサンデーサイレンスの初仔 ということで種牡馬入りを果たし、ミツアキサイレンスを出しています。 逆に血統的には地味でも、競走成績が抜けていれば、種牡馬入りの引合いがあるはず。例えばミホノブルボンやオグリキャップ、セイウンスカイはこれにあたるでしょう。 マサラッキの父はマグニテュード。これはミホノブルボンと同じですが、父は英ダービー馬、母が英オークス馬という超良血馬で期待されながらも未勝利に終わり、その血統背景だけで日本に種牡馬として輸入されました。 代表産駒はそのミホノブルボン(皐月賞・ダービー)、エルプス(桜花賞)、ユウトウセイ(京都記念)。 ミホノブルボン産駒が地方競馬でソコソコの走る馬(水沢のドリームキッズやミヤシロブルボン、笠松のマエストロセゴビア)を出していることから考えても、決して種牡馬入りできない理由はないとは思います。中央でもパラダイスフラワー、ナムラライジンなどを出していますしね。 正直言って、関係者じゃないと判らないというのが本当のところです。
お礼
関係者はしゃべってくれないですよねー。地味な血統の馬が種牡馬入りするにはクラシックを獲るくらいのかなり目立つ活躍が必要なのでしょうか。クラシックと較べると高松宮記念はかなり地味に感じます。地味な血統も名馬の母の父などどこかに残ってほしいです。ブルボンの仔が地方で活躍しているのがわかったのはうれしいです。ありがとうございました。
- Naodon1020
- ベストアンサー率25% (243/949)
種牡馬になれる条件もなければ、なれない条件もありません。 どんなに血統が地味で、いい成績をあげてもいない馬でも、だれかが「種牡馬にしよう」と考えて、種牡馬登録をしてしまえば、もう立派な種牡馬です。 馬主が個人で種牡馬として繋養する場合もあれば、海外から引き合いがくる場合もあります。 ただ、本当に種牡馬入りだけが、オス馬の幸せな余生に繋がるのですか? 種牡馬になれば、超良血の輸入種牡馬との戦いが始まりますが、これはイコール優秀な繁殖牝馬をどれだけ集めることが出来るかにかかっています。種付けを申し込むのは生産牧場ですが、彼らは生産した馬を売却することで生活をし、次の生産活動への資金を捻出するのです。すると当然ですが、なるべく売り易い馬を生産しようとします。 例えば良血馬同士の組み合わせだったり、価格は安いけど安定した成績を残せそうな配合だったり、地方競馬向きの配合(ダート向き)だったり、多種多様なのですが、最近は特にこの良血馬の配合に人気が集中しております。サンデーサイレンスとその子供、ジェイドロバリー、ブライアンズタイムなどなどですが、それらと互角に戦うのは極めて難しく、そもそも血統が地味な馬やブランドのない馬(社台系、早田系)は、繁殖牝馬集めから大きなハンデを背負ってしまいます。それを跳ね返して種牡馬として成功を収めることは、よほどの幸運と関係者の熱意が必要なのです。 そしてこの種牡馬としての第2の戦いに敗れた馬は、種牡馬失格の烙印を押され、余程運が良ければ功労馬として故郷で生活できたりするのでしょうが、アテ馬(試情馬)として繋養されるならまだしも、そのまま廃用(=食肉として処分)になってしまうことだってあるのです。 マサラッキはG1高松宮記念を勝っていますので、引退後はJRAから功労馬として余生を送るための資金援助が(わずかですが)支給されます。 種牡馬として繋養されているわけではないので、ファンはすぐに会うことが出来ますし、もしかしたらまたがる事だって可能かもしれません。 あえてマサラッキを厳しい種牡馬生活に送るよりも、のんびりと余生を送らせてあげたい・・・と、関係者が考えたのかもしれません。その決断は決して間違ってはいないと思います。
お礼
私も種牡馬になることが馬にとって幸せかどうかはわかりませんし(最も悲しい結果ではないと思いますが)、この質問ではそれについては問うてません。種付けが苦痛の馬もいれば、大好きな馬がいることも知っています。回答としてはどこからも「是非種牡馬に」という声が掛からなかったのか、あるいは馬主さんが種牡馬にすることを嫌がったのか、そこらが知りたいです。
- mtt
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せん馬(馬へんに扇と書きます)は種牡馬になれません。 その馬がそれかは忘れましたが去勢手術をしたお馬さんには 「タマタマ」がありませんもんね。 (∧∧;)
お礼
そりゃそうですよね(笑)。でもマサラッキにはちゃんと付いているはずです。
お礼
マグネチュードの仔と言えば一番はブルボンですね。ブルボンも血の力と言うよりも坂路調教による勝利ばかりが強調されていた記憶があります(その調教に耐える力が血の力なのでしょうけど)。マグネチュードの仔やブルボンの仔が活躍でもしていればマサラッキにも種牡馬として期待されたでしょうね。ネーハイもそんな人生(馬生?)を歩んでいたのですね。引退時期も大切なのですね。ありがとうございました。