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猫の骨の腫瘍(癌・ガン)の治療方法
14歳オスの飼い猫についての質問です。 数ヶ月前からびっこを引いていたので、大学病院で診察してもらったところ、右前足の関節の骨が増殖しており、骨の腫瘍の可能性があると言われました。 レントゲンを撮り、肺に転移は見られないので切断をすすめられましたが、現時点では悪性・良性の判断はできず(診断に1ヶ月かかる上に、良性の場合でも骨はまた増殖し痛がるとのことです。)、また、他の病気である可能性もないわけではないため、はたして切断というかわいそうな決断をしてよいものかどうか悩んでいます。もう片方の前足の関節にも軽い炎症がみられるようなので、切断した場合、その足に負担がかかりすぎるのではないかと心配しています。 現在は食欲旺盛ですが、やはり痛いようで3本足で歩いています。切断経験のある方、他の有効な治療法をご存知の方など、アドバイスいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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悩むお気持ちが分かります。 結論から言いますと、大学病院の選択は、現在の考えられる動物医療では「よい方法」と、私は考えます。 理由はいくつかあります。 1.猫は手が痛く、例え良性でも、これからどんどん悪くなる可能性が高い。 悪性であれば、生死に関わる。 2.この痛みをとるには切断しか方法がない。薬では無理。 3.反対の手に負担がかかるのはその程度か、獣医師と相談して下さい。 今、3本で歩いているのなら、大丈夫な可能性があるかも。 4.動物は3本の生活に、人間が想像するより、適応できます。 特に、犬より猫の方が動きや活動時間、体重などを比較すると、有利です。「痛い手」と同居する生活より、「痛い手」がない3本の生活の方が100倍も楽なはずです。(私が猫なら) 5.手術のリスクは獣医師と相談して下さい。 そのリスクを考えても、手術をお勧めします。 6.若い猫よりも先が短いとしても、痛みのない生活ができるのなら、その選択は飼い主さんも猫も満足できる可能性が高いです。 14才は老年です。 でも、一日、一日がどのように生きてゆけるかを、ご家族で、猫を含めご相談して下さい。 なお、この見立ては私だけのものであり、質問者さんに強要するものではありません。 どの方法を選択しても、今までの病気のように「治して元に戻す」ということはできません。ですから、飼い主さんも悩むところだろうと思います。
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- nekomoinumosuki
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悩まれているようですね。 病気の治療法としては大学病院の方針が最も良いものだと思っています。 あとは、飼い主さんの判断です。 私が思うに、現在でも痛みのため3本足で歩いているのなら、断脚して3本足になっても同じではないでしょうか? 断脚してしまえば痛みを発している部分がなくなるので、同じ3本足でも猫にとっては楽かもしれません。 断脚がどうしてもいやなのなら、放射線療法の説明は受けましたか?抗がん剤についても聞かれましたか? 一般的にはどちらも、腫瘍を取り除いてからそのうえで行うことですが、手術できないような部分の腫瘍の場合(頭部の腫瘍など)単独で行うこともあります。 どのような腫瘍なのかの診断がまだできていないようですが、腫瘍の種類によっては放射線療法が有効な場合もあります。しかし、この治療にもリスクはありますので、よく先生たちと話し合ってください。 足のなくなった動物たちを何度も見たことがありますが、人間にはとても痛々しく感じますが、動物たちはしっかり適応してくれるように感じます。
お礼
専門家の方からのいろいろな選択肢のアドバイスありがとうございます。放射線療法や抗がん剤についての説明はいただいていませんでしたので、断脚後に転移があった場合は有効であるのか、獣医師に確認してみます。抗がん剤に関しては、投与していた知り合いがおり、とてもつらそうな印象でしたので、やはりかなりの苦痛を与えてしまうものなのか確認が必要ですね。切断後の治療のことはまったく想像できていませんでしたので、とても参考になりました。本当にありがとうございました。
- makochi
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14歳という年齢を獣医師はどう考えているのでしょう。 比較的高齢ですし、なるべくなら苦痛も少なく、肉体的負担も少ない方法をとってあげたいですね。 切断は、やはりネコにとって大手術ですし、年齢的に手術を境にして元気がなくなり、衰弱して死に至ることもありうると思います。 動物にとっての四肢は、人間以上に普段の生活を営む上で重要です。若い個体ならハンディを乗り越えられるでしょうが、老体には手術後のことが気にかかります。 なんとも言えませんが、いづれにしても年齢的なことを兼ねて考え、苦痛を取り除くことを前提に、獣医師と相談されるべきかと思います。
お礼
確かに麻酔が原因で亡くなってしまう猫もいると、獣医師に説明されました・・・。悪性腫瘍だとして、レントゲンに写らない転移がすでにあるのであれば(いろいろなサイトを調べたところ足の腫瘍は肺に転移しやすいとありました。)、余計な苦痛を与えてしまうのではないかと、今のところ幸せそうにゴロゴロしている姿を見て思ってしまいます。年齢的なことも踏まえもう一度家族で話し合ってみます。アドバイス本当にありがとうございました。
お礼
専門家の方からの詳細でわかりやすいアドバイス、心強かったです。家族と何度も読み直しました。病院からは最良の方法を提案いただいていたようで、ほっとしました。レントゲンに写らない転移や麻酔のリスクなどのことを考えると、永遠に決断できないような気持ちになりますが、やはり現在の苦痛を取り除くことを優先し、長生きできる可能性の高い方法を選択しようと思います。当方と猫の立場を思い遣っていただき本当にありがとうございました。毎日精一杯愛情を注ごうと思います。