お礼にあった問いについて、ちょっと補足します。
ペンテコステ系(派)の教会とは、キリスト教で幾つかの重要な教えがあるのですが、その中でも、「聖霊体験」を特に強調する教会の事を言います。
ペンテコステとは、「50日祭」を意味するギリシャ語から来ているのですが、イエスさまの昇天後50日目に12使徒たちの上に聖霊が降ったことを記念し、特にこの「聖霊を受ける(体験する)」ことを良くメッセージで言われたり、強調されたりします。
ペンテコステ系の教会でも多少温度差があるのですが、「聖霊体験」(具体的には「いやし」「異言」などの不思議な現象。これ以外にもあります。)を強調し、「水による洗礼」に加え、「聖霊による洗礼」「霊の満たし」(言い方はちょっと違うかも知れません。)を受けるように勧められる、あるいはそうなるように信仰に励むようにという事を言われるかも知れません。(あるいは、そういうような雰囲気がある。)
若い人が多く、古典的な賛美歌よりもワーシップと呼ばれるリズム感のあるさんびかを歌うことが多いのも特徴です。
まあ、必ずしも全てが全て怪しい事はないのですが、もしも「牧師の言う事は絶対だ」とか、「この世の終わりが近いから、財産を持っていても意味が無いので、すべて教会に寄付しなさい。」というような事を聞くようになったら注意してください。
なお、プロテスタント教会では月にして1~2万円の個人がおこなう献金は額として珍しくはありませんが(社会人の場合)、あくまでそれは個人の自由意思として行っているものであって、教会から強制されているのではない点を注意しておいてください。
確かに、洗礼を受けますと、その教会の正式な信徒として、維持献金(あるいは「月定献金」)の義務が発生しますが、この場合も、金額の設定はあくまで自分であって、教会から「○○円をささげるように。」というような事は言われないと思います。
逆に、そのように金額を指定されるようであれば、要注意という事になると思います。
あと、質問のありました「異言」についてですが、わたしも直接「異言」というものを聞いた事がないので、どうこう言う資格はないのですが、「ら~ら~ら~」というような言語ではない音声の事を言います。
それを言っている人は、自分が何を言っているのかを理解していません。ただ、中にはそれを「解釈することのできる人」(これも聖霊体験によるもの。)がいたりして、異言と同時に通訳を横の方でしているという事もあったりします。
いわゆる「トランス状態」なので、はじめての人にとってみれば、かなり驚かれるのではないかと思います。
まあ、これ自体が「悪い」というものではないので、安心してください。(ただ「あなたも出来るようになりなさい。」と牧師や他の人から言われるのであれば、ちょっと問題ありだと、わたしは個人的に思います。)
以下にネットで見つけたものですが、カルト問題についてのリンクを載せているページがありましたので、そのURLを載せておきます。参考にしてみてください。
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありません。 ベンテコステ系だといっていました。 賛美歌のあと何か訳の分からない言葉を 大声で唱えていましたが、何なんでしょう? ひょっとしてこれが異言でしょうか? 献金・返金の件については納得がいきました。
補足
お礼を書くの忘れました。 ありがとうございました。