以前は自動車保険の保険料は料率表という早見表で比較的一律に決まっていたので、保険会社ごとの高い安いがわかりやすかったのですが、最近はNo.2の回答者さんのお話しの中にも出て来る「リスク細分型」といって、加入者の条件によって料金がまちまちになるシステムが主流になりつつあり、単純に会社ごとの高い安いが決められなくなってきています。
「リスク細分型」とは、保険加入者の年齢・性別・運転歴・乗っている車の車種・年式・走行距離・安全装備の種類・居住地域、その他もろもろの条件を統計的に分析して、過去に交通事故で保険金の支払いが多かったグループはリスクの高いグループ、事故の少なかったグループはリスクの低いグループと判断し、リスクの高いグループに属する申込者の保険料は必要に応じて高く設定し、リスクの低いグループに属する申込者の保険料はそれなりに安くすることで、実情に合わせてメリハリを付けようというシステムです。
この分析は、それぞれの保険会社が独自に行っているので、1人のドライバーが何社かの保険会社で見積もりをすると、料金は会社によってまちまちとなります。Aさんは○○保険が一番安かったけれども、Bさんは××損保が一番安かったという事が起こるわけです。
今はインターネットで複数の保険会社の見積もりが簡単に比較できます。また、インターネットで保険契約の申し込みまですると(支払いはカード決済になりますが)、「インターネット割引き」と称して何千円か安くなる保険会社もありますから、せっかくインターネットが利用できるのでしたら、色々検索して質問者さん自身にとってのお得な自動車保険を見付けてみてはいかがでしょうか。
なお、一つだけ注意すべき事があります。インターネット契約は現在どこかの保険会社の自動車保険に加入している人が保険契約を更新する場合が対象となっています。免許取り立てで、初めて自分の自動車を購入する人は、保険会社の窓口なり保険代理店なりで新規加入をしなければなりませんので、その点だけご注意を。
お礼
詳しく説明していただきありがとうございました。リスク細分型というのは私にはメリットがあるかもしれません。事故を起こしていないので今の保険会社の保険料より安くなるかもしれませんね。ネットで調べてみたのですが保険の満期が18年の2月で調べられませんでした。90日以内で調べられるということで。他にも調べる方法があるかもしれないですね。ありがとうございました。