三相誘導電動機(かご型に限る)を発電機として使用するには、特別な結線は必要ありません。
特別必要な機器も、発電用の動力装置以外には、
必要ありません。
ただし、単体で発電できません。
誘導発電機は、必ず同期発電機と並列する必要があります。
電動機の接続された周波数による同期速度以上の速度(0%~10%程度の上昇)で、電動機を動力装置で回転させると、電動機から発電機になります。
なお、No.1の回答にあるように、発電機となる回転速度に達したとき、コンデンサなどの負荷を接続した状態にした後、同期発電機との接続を切り離しても、発電を続けますが、電圧調整が難しく、過電圧になりやすい状態になることがありますので、単独運転しないほうが無難です。
誘導発電機は、小規模の水力発電で利用されています。この場合、解列されると自動的に発電を中止して停止する回路が取り付けられています。