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水冷式オイルクーラーと空冷式オイルクーラー。

初歩的な質問なんですが。 水冷式オイルクーラーと空冷式オイルクーラーの長所と短所について教えてください。 自分は、SSに乗っているのですが、つい最近まで、SSは水冷式でツアラーは空冷式が常識と思い込んでいました。(軽量化には水冷式がベストかと) ところが、R1000を見てびっくり、空冷式のオイルクーラーが付いていました。

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  • macmax
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回答No.1

オイルクーラーは、オイルのクーリングをするためのものですが、水冷式はあんまり冷えなかったりします。 それは、エンジン内部の冷却水を利用して冷却する為で、「水冷」の実情は「湯冷」だったりするんですね。 冷却水の温度は、サーモスタットが開く温度で85℃前後が多く、その温度の水で冷やしても、劇的な冷却とはなりにくいんですね。 水と空気の、熱伝導率の違いもありますが、温度エネルギーは、温度差が大きければ大きいほど、冷却効率が上がります。 20℃と120℃、80℃と120℃ならば、前者のほうが熱の移動は大きくなるわけです。 水冷式オイルクーラーは、構造がコンパクトに出来るメリットが大きいので、SSへの採用例が多いんです。 カートリッジ式のオイルエレメントのベース部分に、冷却水を流す通路を作ってやれば、水冷式オイルクーラーの出来上がりですし、「湯冷」であっても、エンジンオイルの温度のほうが高いですから、冷却効果は確かに出るんです。 きちんとした設計であれば、温度差が大きい空冷式オイルクーラーの方が、しっかり冷えるのは事実です。 コストや重量より、GSX-R1000は、冷却効果の方を取った、と言う事なんでしょうね。

nara1234
質問者

お礼

なるほど、水冷式は冷却効果は低いんですね。 それで、SSはオイルクーラーをエンジン正面にもってきて、少しでも冷却効率を上げようとしてるんですね。

その他の回答 (1)

  • BERSERGA
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回答No.2

水冷式、空冷式、一長一短なのはもちろんです。 水冷式は、#1さんの言うように、冷却水でオイルを冷却、空冷式は、ラジエーター同様に大気で冷却です。 それぞれの長所・短所ですが、まず空冷式。 *ラジエータ同様の構造なので、大きく場所を取る *取りつけ場所を選ぶ(風が当たらないとならないので) *長いオイルラインを引き回す必要がある *走行中は冷却効果が大きいが、止まってるとほとんど役に立たない(電動ファンなんてありません) *真冬はオーバークールすることがある(サーモスタットついてないため) *後付けタイプではポンプも強化しないと油圧や流量足りなくなる *見た目がいかにも「オイルクーラーついてます」的でカッコよさげ などでしょうか。 空冷オイルクーラーに電動ファンついてるのは、一部の油冷スズキ車以外見たことないですし、サーモスタットも、特に後付けでは普通ついていないと思います。 (最近の後付けや標準装備車だと、サーモついてるのかな? このへん未確認) 水冷式の長所短所は、空冷式のほぼ逆ですね。 *オイルフィルターベースに取り付けられるため、コンパクトである *冷却効果は空冷より落ちる分、走行中・停車中、及び季節を問わず、空冷より安定した冷却効果が得られる *見た目のアピアランス効果はほとんどなし というところでしょうか。 あと、あえて言えば、オイルの冷却もする分、冷却系の負担がほんのちょっぴり増える、かな? (エンジン本体の冷却に比べれば微々たるもんですが) それと、言うまでもありませんが、空冷エンジンには取り付け不可能、というのもありますね。(笑) 空冷式より冷却効果は落ちる水冷式ですが、もちろん何もないよりはるかにオイルの熱ダレはなくなります。 最近は車でも、普通の乗用車や、ただの軽トラにまで水冷式オイルクーラーが標準装備されてるのを見ます。 逆に空冷式は、よほど古い車では標準の物もありますが、チューニングカーなどの後付け以外ではほとんど見ることはないですね。 最近の標準装備オイルクーラーは、車・バイク共に水冷式が主流、ということでしょうか。 まるっきり関係ないですが、最初「SSに乗っている」で、カワサキマッハかと思ってしまいました。(笑) 2ストのマッハでなぜオイルクーラー? とか一瞬思ってしまった・・・・・

nara1234
質問者

お礼

残念ながら、マッハではありません。 確かに、水冷式オイルクーラーは、見てくれは良くないですね。