特にアゲハチョウということではありませんが、多くの場合メスよりもオスの方がきれいです。それはメスをひきつけ種の維持を図るという種の保存が目的になっています。メスの方がきれいに着飾るのは動物界で人間だけでしょうか?しかし、アゲハ蝶という種類はオスとメスで大差ないものが多いです。シジミチョウとかになると、オスは緑色に輝く羽を有していますが。メスは茶色だったりします。
また、ある種の蛾などは前羽の先が蛇の頭のように見えたりするものもあって、これは身を守るための擬態と考えられています。コノハチョウと呼ばれる種類は地面に止まっていると枯葉にしか見えません。ですから、蝶の羽の柄はそれぞれの種やオス、メスによって目的が違うと思われます。