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アニメのクレジットでの「絵コンテ」と「演出」
アニメの各話クレジットには、「脚本」のほかに「絵コンテ」と「演出」がありますよね。 絵コンテというのは、イメージ検索すれば画像が出てくるので、ある程度どういうことをやっているかわかるのですが、演出はどのような仕事なのでしょうか。 この2つの仕事、同じ人が兼任しているときもあれば、分業しているときもありますよね。 一般人からすると、両方とも意味的には「演出」のような気がして、何が違うのか、またなぜ分業するのかわかりません。
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こんにちは 演出というのは、その話を任された監督代理という位置づけと考えると 分かりやすいかもしれません。 その作品の基本的なイメージ、方向性は監督が決めますが、 その監督の意向を汲み取って、イメージ、方向性に合うように 各話のスタッフに実際に指示を出す役目だと思います。 絵コンテというのは、大雑把に言えば、場面設定です。 脚本にそって、このシーンではどのキャラクターをどのように配置して、 どのくらいの時間でどのように動かすかということを決めることです。 演出は監督代理なので、絵コンテも含めて、 作品のイメージ、方向性にかかわる部分全てを見るのが担当になると思います。 照明や効果音などの効果の決定、 BGMの選定、声優の演技、ちょい役の声優の選定などなど・・。 作画陣や撮影、編集への指示もあると思います。 本来は両方同じ人がするのが自然だと思いますが おそらくそうならない場合があるのは、演出が多忙を極めるからだと思います。 おそらく実際に絵コンテを描いた人を「絵コンテ」という役職で クレジットに出しているのかもしれません。 当然、他の人が書いた絵コンテにも演出の人は口を出してるはずです。
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- haruko-ori
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NO.4です。 読み返してみて分かりづらいかな…と思ったのでもう少し具体的に書いておきます。()内は担当者です。 ・脚本(脚本)→脚本チェック(監督) ・絵コンテ(演出もしくは絵コンテ)→絵コンテチェック(監督) ・レイアウト(原画)→レイアウトチェック(演出) ・レイアウトから→原画(原画)→原画チェック(作画監督)→原画チェック(演出) ・動画(動画)→動画チェック(動画チェッカー)→動画チェック(演出) ・色指定(色指定)→彩色(彩色)→彩色チェック(色指定もしくは仕上げ検査)→彩色チェック(演出) ・レイアウトから→背景(美術)→背景チェック(美術監督)→背景チェック(演出) ・背景とセル画を合わせて→撮影(撮影)→ラッシュフィルムチェック(監督・演出・作画監督・色指定など) 音入れ以降は自信がないのでぱす。すみません。
- haruko-ori
- ベストアンサー率50% (146/287)
20年ほど前、テレビアニメの演出の方とお話しする機会があって、その時に聞いた内容です。 ・絵コンテ 脚本に沿って絵コンテ用紙に各カットの構図や時間を書く仕事。 ・演出 上がってきた原画・動画・美術(背景)・仕上げ(当時はセル画)・ラッシュフィルム(絵だけの音無しフィルム)・完成フィルムをチェックする仕事。(音入れまで立ち会っていたかどうかは聞いていません) なお、その演出の方はフリーで仕事をされていました。請負単価は一話(30分一本)あたり、絵コンテと演出が同じ金額でした。具体的な数字は避けますが、原画一本(30分約300カット)の1/4位だったと覚えています。 (あくまで20年前の話です。ご参考までに。)
アニメには監督という人がいるんだけど、この人が全ての作業に指示を出す事は作業的に難しいんですね。 アニメの演出は、その話の絵の動きに関してチェックして支持を出したりするのが仕事のようです。 その回のアニメーション監督とも言えるでしょう。 簡単にしか書かれていませんが、プラネテスのHPにアニメの仕事について書かれているコーナーがあるので載せておきます。
- ipa222
- ベストアンサー率20% (903/4455)
演出はいわば監督です。 絵コンテは映像プロデューサーみたいな役です。