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扶操社の「新しい歴史教科書」について
忌憚なきご意見をよろしくお願い致します。ただし,回答の際に必ず, 「この教科書を読んだことがあるか否か」 を明記してくださいますようよろしくお願い致します。 なお,私の考えは http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=955151 にあるとおりです。よろしくお願い致します。
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読んだことはあります。 率直な感想は、#1さんにもでていますが、 ・神話が多すぎ。 ・内容が細かすぎるような という印象を持ちました。近現代については、それほどおかしいとは思いませんが、内容が細かいですね。それぞれの事件の背景の説明などに、やはり日本の近代化の賛美といった感じはします。 私自身は、保守よりの人間なので、今現在の思想としては、新しい歴史教科書に共感するところはかなりあります。 しかし、多くの人が、成長していくにしたがって、右よりナショナリズムよりになることを考えると、一番最初の教育の時点で右よりの教育を受けることはあまりよくないのではと思います。この弊害は、中国・韓国の反日教育に典型的に現れていますね。現在の日本のナショナリストは、左よりの教科書・授業で学んだあと、「自分で」さらに歴史を勉強して、ナショナリストになっていくわけで、少なくとも左よりの思想がこの世に存在しているということを知識として知っています。 しかし、中・韓のナショナリストは、生れてからナショナリズム教育しか受けたことがないわけです。だから、思想としての深み(物事のプラス面とマイナス面を両方見たうえで判断すること)が感じられない、狂信的な反日になってしまいます。 中国の反日デモとか、韓国の竹島騒動みたいな、アホな運動が日本で起こったらと思うとぞっとします。あんな国に日本をしてほしくないです。 というわけで、まとめると、私自身は「新しい歴史教科書」の考え方に賛成しています。 正常な大人ならば、日本の歴史に誇りを持つことは必要です。 しかし、子供の時に最初にうける教育としては、従来の極左の教科書のほうが、国のためにはいいのではという気がしています。
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- takasagogiyuu
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忙しく全部読んではいませんが、朝日珊瑚事件が載っていたりとぜひ自分の子供にはこの教科書で学ばせたいです。 戦争についても良いと思いますが、できれば韓国・中国の実態と、アジアから日本がどう思われているかの特集欄が欲しいですね。 そうでもしないと洗脳されている向こうの人に、議論で打ち負かされそうですから。 この教科書は採択数が少ないために赤字らしいですね。それでも妨害や嫌がらせを受けながらも正しい歴史を教えようと作り続けようと姿勢には、尊敬します。 これを気に採択方法の見直しを検討して欲しいですね。5人の委員が決めるのではなく住民投票や、あるいは全国同一の日に採択決定させて、妨害活動をしにくくさせるとか。
お礼
>そうでもしないと洗脳されている向こうの人に、 >議論で打ち負かされそうですから。 洗脳されている人間の行なっていることが「議論」と呼べるかどうかがそもそも疑問ではありますけどね。 >それでも妨害や嫌がらせを受けながらも正しい >歴史を教えようと作り続けようと姿勢には、尊 >敬します。 間違っているものに対してはいかなる妨害,嫌がらせをしてもかまわない,という「自称平和主義者」のスタンスこそが戦前軍国主義,ファシズムに近いものだと思っております。法はいつ彼らに特権を与えたというのでしょうか?目的は手段を正当化しません。 ありがとうございました。
補足
反扶桑社の方の意見も拝見したいのですが,まだあがってないようですね。もう少し待たせていただくことにします。 もちろんその間に扶桑社に賛同する方の意見も受け付けますので,ご遠慮なくどうぞ。
- bascavil
- ベストアンサー率25% (72/277)
この教科書を読んでみました。 問題になっているのは、「この教科書が都合の悪い過去を隠蔽し、戦争を賛美している」かどうかですね。要するに。 結論から言えば、「上記のような記述は無い」です。 例えば「南京事件」の記述。 「このとき、日本軍によって、中国の軍民に多数の死傷者が出た。なお、この事件の犠牲者数などの実態については資料の上で疑問点も出され、さまざまな見解があり、今日でも論争が続いている」 とあります。マトモですね。私が中学のころは、「南京大虐殺」として「30万から40万人が日本兵によって虐殺された」と書いてありました。もちろん嘘ですから、「軍民に多数の死傷者がでた」「人数については様々な見解」というのが非常に正確です。 ただ、私個人は物凄く不満です。戦争中に軍隊が都市を占領すれば、人が死ぬのは当たり前です。だから、南京事件など書く必要が無いと思います。じゃあ、北京では死者はでなかったのか?と。ドレスデンでは死者は出なかったのか?と。南京事件自体書く必要がないのに書いたのが不満です。 あと、「戦争を賛美しているか?」ですが、していないですね。大東亜戦争を評価している個所は「アジアに広がる独立への希望」という節なんですが、7行です。200ページ以上ある教科書で7行。あとは、延々既存の教科書と大同小異です。そういう意味で、私は不満です。
お礼
30万から40万というのは当時の南京の人口よりも多いとかいう話はよく聞きますよね。どうもありがとうございました。
- onihei-kenkaku
- ベストアンサー率22% (8/36)
#1です(01年版について) ・全体的に端折っちゃったところが多い気がします。 例 ・以仁王の乱を書くのは良いが、その乱で重要な人物である源頼政に関する記述がない ・自由民権運動のところに秩父事件などの主要な事件が書かれていない ・関東大震災の「住民の自警団などが社会主義者や朝鮮人・中国人を殺害するという事件がおきた。」とあるが「自警団など」ではなく「憲兵や自警団など」とかにすべきれるべきでは? ・内容によっては詳しく、内容によっては浅いところがある。(これを悪く言えば取捨選択が極端) 例 ・阿部正弘について詳しい。この人物は他の教科書ではあまり出てこないがこの教科書ではわりと詳しく紹介されている。(西国の雄藩を政治に参加させたなどその影響はでかい) ・大化の改新のクーデターの記述がむちゃくちゃ多い(高校のよりも多くこんなに書く必要はないだろう) ・五榜の掲示に関する記述がない ・戦争の描写 戦記物っぽい。 これは賛否の別れるところかもしれません。 ・なぜ? ・与謝野晶子の記述について教科書を要約すれば昌子が戦争に反対したのは、弟が実家の跡取りであるためで、身を案じていたとあるが、昌子は家を重んじていて婦人運動家の平塚雷鳥を支持はしたが、家や家族を重んじるものだった」といったようなものだが、 たしかに、後に戦争を支持したりしているのではあるが、母性保護論争で女性は自立すべきという立場をとっているので、なぜ扶桑社はあえてこう書くのか? ・完全に主観ですが ・天皇を誇張しすぎじゃなかろうかと思います。 ・沖縄戦の日本兵の行為の記述は? ・たまに通説でない場合があるのでそのときは○○と言う説が一般的だが△△という説もあるという風に書くべきだ。(生類憐れみの令など)
お礼
細かい解説,回答ありがとうございました。 >完全に主観ですが このように,事実なのか意見なのか,主観か客観かをきちんと明記する態度は教科書,報道などにおいて大変重要なことではないかと思います。
- p_m_a
- ベストアンサー率13% (12/88)
扶桑社の教科書は読みました。ただし、一番問題とされている部分だけのかいつまみでしたが。 よく出来た教科書だなと言う印象でした。 若干考えさせることに重点を置きすぎて混乱を招かないかだけは心配です。 ~について考えてみよう、とかいう場面が多く、考えさせるのは良いのですが逆に反感を買いはしないかと。 少なくとも朝鮮や中国の教科書よりは読みやすかったし、批判されるべきところは見当たりませんでした。
お礼
確かに考える力(というより習慣)がない昨今の生徒に対して「考えてみよう」というのはリスキーであるかもしれませんね。 どうもありがとうございました。
- boukennsya
- ベストアンサー率24% (50/204)
献本されたので読みました。 結論から言えば、なかなかいい教科書です。受験には問題ないでしょう。というか、拍子抜けしました。「戦争を賛美する教科書だ」と騒ぐ人たちがいたので、楽しみにしていたんですが、そいう印象は皆無です。そういう意味では期待はずれの普通の教科書でした。 ただ、『新しい歴史教科書』を非難している人の特徴がよく分かりました。彼らは絶対に読んでいないということです。
お礼
>ただ、『新しい歴史教科書』を非難している人の >特徴がよく分かりました。彼らは絶対に読んでい >ないということです。 同感です。だって, 「じゃあ,具体的にどの部分が戦争賛美なんですか?」 って聞くと黙るか逆ギレするかなんですもの。読んでいれば(その上での感想であるならば)難なく答えられるはずなんですけどねえ? どうもありがとうございました。
補足
そういえば,扶操社ではなく扶桑社でした。失礼致しました。
- onihei-kenkaku
- ベストアンサー率22% (8/36)
2001年の採択時に使われた市販本をさらっと読んだだけですが、それだけ見ただけの率直な感想は ・説明はあるが難しい単語があって中学生には少し難しいかも(外戚とか) ・神話が多い 賛否の分かれるところですが私はそこまで多くなくてもと思う ・読み物としては良い 友達も同じような事を言っていました。一つの本と考えればいい内容の本ではないかと。 ・2001年次の教科書は歴史が嫌いな人にとっては嫌な教科書になるのではないでしょうか(こんな厚いものはいやと思う人もいると思う)これをゆとり教育の限られた時間で教えるのは難しいだろう。 あと私の中学校の場合は教科書はほとんど使わずノートやプリント中心の学習でした。こういう場合教科書はマーカーを引くために使われるようなものなので深く読むわけでもなく、ただ単語を覚えるだけとなってしまいます。そのような場合は筆者が書いた文章も無意味となるでしょう。 2005年改訂版を読んだ事がないのでそちらについてはわかりません。大きさを変えたりビジュアル化してわかりやすくはしたそうですが。ただ中身を薄くするとこの教科書のよさもなくなるのではないかと心配しています。 近日中(一週間以内に)2001年版を図書館で借りてもう少し深く読む予定です。 史観など関係なく書けばこのような感じではないでしょうか。 後四五日もすればもう少し詳しい内容の意見が書けると思います
お礼
2001年版は私も拝読したことがありますが,確かに相当のボリュームではありますよね。どうもありがとうございました。
お礼
そういう見方,考え方もあるのですね。大賛成というわけではないが,非常に道理に適った考え方だと思います。大いに参考になるご意見,ありがとうございました。