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初盆の準備について教えてください
来週、母の初盆を迎えます。 父も私たち姉妹もはじめてのことで、何を準備すればよいか、流れなどわからなく、ぜひ教えてください。 宗派は真宗大谷派です。調べてみると何もしなくてよいとのことですが、現在以下を予定しています。 ・ごく身内数人で、永代供養したお寺へのお参り ・その後、上記人数での会食。 ・翌日、ご住職が読経にこられる(父・娘夫婦のみ参列) 以上です。 教えていただきたいのが・・・ ◇仏壇周りの準備物 現在は仏壇一式と、小さな読経用の机のみです。 調べてみると、お迎え提灯やまこもやなす等の小物類が必要とありますが・・・ (提灯は葬儀時に親類からお供えいただいたものが一対あります) ◇会食にこられる方へのお返し 「志」をお渡しすれば良いのでしょうか。 会食参加の方にはそれ自体がお返しになる、ともありましたがどちらが良いのでしょう・・・ ◇私の主人の両親等から現金でお供えを頂きました。 「志」の品は、いつ渡せばよいのでしょうか。 ◇直接お参りに来られる方がいらっしゃるのでしょうか。 そのための志をいくつか準備しておいた方が良い? 人数等読めないのですが、どれくらい準備すれば・・・足らなかった場合、逆に余った場合どうすればよいのか。 ◇「志」の品はどんなものが良いのでしょうか。 ※主人の実家からは5000円を預っています。 等々、わからないことだらけです。 いろはの「い」からの質問ばかりでお恥ずかしいのですが、アドバイスを宜しくお願いします。
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真宗僧侶です。No1さんが紹介のHP管理者もよ~く知っています(^o^) 「何もしてはいけない」のではありません。ニュアンスが違います。排他的に行ってはいけないのではなく、行うことが必要がない(亡き人にプラスにもマイナスにもならない)ので行う必要がないのです。初盆、新盆もありますが、特別な形、特別な意味合いでの初盆、新盆があるのではないということです。 <ポイント> 飾りつけは、日常と同じが原則。(丁寧に行うなら、年回法要と同様程度に) 新盆だからといって灯篭や灯籠など他宗で用いる飾り付けはしなくて良い。 迎え火、送り火はしない。 精霊棚は設けない。 先祖の“霊”に供物をささげるのではなく、ご本尊の阿弥陀如来さまに供える。 棚経という言い方もしない。 浄土真宗では、一般の法要と同じように、菓子、果物といった供物を仏前にお供えし、前卓には打敷を敷けばよろしいでしょう。 自らが深く仏法に帰依して、限りなき仏さまのおはたらきを仰いでゆくということが中心になります。言い換えれば、ご先祖のご恩に報いる道は私自身がお念仏を慶ぶ身となることです。ご先祖への報恩の思いから仏法を聞かせていただき、阿弥陀如来のお力によって救われていく身の幸せを慶ぶのがお盆です。 いつでもどこにでもいらっしゃるのが仏さまですから「さあこい。さあ帰れ」ではおかしいのです。 昔の故事から発せられた、仏教習慣と心得、亡き人を縁として自分と仏教を考える日としてください。 お盆と言えば、いわゆる“先祖供養”と考え、しかも“特定の先祖のために”供養するもののように思いがちです。しかし、特定の先祖を追慕するにしても、そのお心を仰げば仰ぐほど、数限りないご先祖によってこの私のいのちが恵まれたことを慶び、仏法を依り所に力強い人生を歩むことの大切さを思い知らされます。したがって「先祖のために供養する」というのではなく、ましてや、先祖が戻って くる“日”にこだわる必要はありません。先祖が戻ってくる“日”があるのではない。先祖への感謝と仏法を慶ぶ週間としてください。 ご先祖が行ったり帰ったりという考え方は本来仏教にはありません。(迎え火、送り火は、イラン・イラクの習慣がシルクロードを通って中国に渡り、仏教と共に日本に伝わっただけで、仏教とは関係有りませんし、仏教本来の習慣でも考え方でもありません。) 出来るだけ、お寺のお盆法要に出席され、法話をご聴聞ください。(これが一番真宗門徒らしい行動です) 浄土真宗でも日本中ほとんどの地域では、上記の考え方にたちながら、地場の産業の関係でさまざまな飾り付けが加わることもありますが、それぞれの寺院で報恩感謝のお盆の行事をお勤めさせていただいております。お盆は、地場産業などとのかかわりから、仏教や真宗の教えとは関係なく、地方独自のものもございます。それは、習慣・習俗と受け止めてください。ただし、み教えに反することとなるようなことは避けたいと思います。 初盆、新盆の場合には、出欠を取って出席者を確定させていると思います。したがって人数がぶれることは無いと思われます。法要の記念品としての「志」の品は、地域性や親族間での習慣で、用意される場合とされないケースがありますので顔ぶれを頭に描きながらご親族で相談するしかありません。
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こんばんは。 私は婚家・実家ともに“浄土真宗・大谷派”です。 これまでの経験ですが、“初盆”の年でも特別な法要はしません。が、親族、近所から初盆の場合お供えを頂戴します。 会食等は家風もあります。私どものお寺様は「あまり難しく考えず、常に仏様に感謝し阿弥陀仏をとなえるように」と言われています。 私の住む地域では、門徒と呼び、檀家とは呼びません。 また、法要のお願いに行く時はお布施とお米を持参します。 月命日・祥月命日のお布施はお盆・お正月前にまとめて持参します。 というように浄土真宗・大谷派といってもお寺の格・地域の風習で微妙に変わるものです。 不明な点は手付きのご寺院様・門徒代表・お寺出入りの仏壇仏具屋さんに率直にお尋ねになられる事をオススメします。
お礼
回答ありがとうございます。 >親族、近所から初盆の場合お供えを頂戴します。 主人の実家や私の友人から早々にお供えを頂いており、粗相のないようしっかりせねば、と気ばかりあせっていて・・・ そうですよね、質問しながら少しずつ準備していこうと思います。 ありがとうございました。
- mukaiyama
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>ご住職が読経に来られるのですが… これはふだんどおりの仏壇でけっこうです。 もちろん、同じ真宗寺院といっても、それぞれのお寺の都合や檀家側の都合で違った面もあるかとは思います。初めてのことは知らなくて当たり前なのですから、遠慮せずお寺に聞いてみるのがよいでしょう。 質問者さんのところでは、命日には毎月読経に来られますか。毎月来てもらえる場合と、祥月命日とお盆ぐらいしか来られない場合とがあります。住職さんから連絡があったということなら、後者のほうかと想像します。 毎月来られる場合のお布施は、年に一度のまとめ払いでもよいのですが、年に何回か限られた日だけなら、その都度お布施は必要でしょう。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 仏壇は通常どおりでよいのですね、わかりました。 おっしゃる通り、うちは後者になりますのでお布施をお渡しする用意をしています。 ありがとうございました。
- mukaiyama
- ベストアンサー率47% (10402/21783)
>宗派は真宗大谷派です。調べてみると何もしなくてよいとのことですが… 調べてお分かりになったのに、なぜその先へ進むのですか。真宗に初盆、新盆というものはありません。「しなくてもよい」ではなく、「してはしけない」なのです。 真宗では、仏さんは人間のカレンダーに合わせて、いつやってきて、いつ帰るというものではないと考えます。仏さんはいつでもどこにでもいるのですから、毎日手を合わせることが基本なのです。 既にいろいろと用意されているようですが、これらはいずれも真宗の教えに反するものです。 もちろん、一口に大谷派といっても、本来の教義と違った考え方をする派がないわけではありません。住職さんと相談された結果なのなら、そのまま進められてよいでしょう。他人がとやかく言うものではありません。 ただ、質問者さんご一家が、他の宗派の例を見て決めただけなら、参考URLの「浄土真宗のタブー」をご覧になることをお奨めします。
お礼
回答ありがとうございます。 「何もしてはいけない」のですね・・・なるほど・・・ 本当に理解できていないのがはずかしいです。 ご住職にはまだ詳しく聞いていません。 ・・・というよりは、父が連絡をとっているかもしれませんが、遠く離れて住んでいるため任せており、まだ詳しくは聞いていないのですが・・・。 更に教えていただきたいのですが、 ご住職が読経に来られるのですが、(ご住職の方から連絡を頂きました) いつもの、普段どおりの仏壇で良いのでしょうか。
お礼
詳しい回答をありがとうございます。とても参考になりました。 ふむふむと読ませて頂きました。 分家で、また父の代から都会に離れて暮らしていた我が家は、ほとんど無宗教状態ですごしており、母の死により初めて始めた、という家族なもので・・・ (イラン・イラクの習慣が伝わっていたというのは驚きました) また、この日に戻ってくるのではないという考え方は現代の若者の考えにより近い感じがしました。 「お盆に何かをする」といよりも「いつも母のことを想うこと」の方が私にはしっくりくる、というか。 でも父・祖母(宗派は違う)は大きな行事としてとらえていて、 特に父は、母が戻ってくる事をとても喜んでおり(例えがおかしいですが。それに間違った考えでもあるのですよね・・・)よくわかるので父の好きなようにさせてあげようとも思っています。 また出席者は決まっています。ただ田舎なので、ふらっとお供えを持って来てくださる方がいるかもと思い。。。 その場合は足りないものは郵送しようかと思います。 ありがとうございました。