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白樺の木って春になる時に音がするんですか?
私は今、部活(合唱部)で「飛騨高原の早春」という曲を歌っています。その曲の中で「♪白樺の肌温む音を~」という歌詞があります。顧問の先生は「白樺の木は春になる時に音がするんじゃないのか?」と言っていますが、本当に音がするのか、また音がするとしたら、どんな音がするのか、部員も顧問の先生もよく理解できていません。白樺の木は春になる時に音がするんでしょうか?するとしたら、どんな音なのでしょうか?もし知っている人がいらっしゃったら、教えて下さい。 ※合唱コンクールが近いのでできれば早めに回答が欲しいです。
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私は信州(長野県)で自然観察などを楽しんでいます。いま、緑の木々の中で際だった存在感を示しているのがシラカバです。白い幹(木肌)は不思議なほど魅力的です。一方、冬季のシラカバの木立は周囲の情景に溶け込んでしまいそうです。 春先には、シラカバに限らず樹木は大地におろした根から地下の水分を吸収して幹の表層部にある導管という組織を通して枝先の葉に届けられます。ここ(葉)では太陽の光と根から吸い上げた水とが葉緑素の働き(光合成)によってデンプンが生成されるのです。いよいよ、樹木たちが活発に活動し出します。この時期、樹木は十分な水分を必要とします。植木の植え換えは春先が良いのはこのためです。 実際、ブナの幹に聴診器を当てて根から枝に吸い上げられる水の音を聞くというプログラムを取り入れた自然観察会もあります。顧問の先生の言われるように本当に音がします。心臓の鼓動のような音だそうです。 厳しい冬の後に待ちに待った春の到来を心待ちながら、シラカバの活動開始の様子を「♪白樺の肌温む音を~」という歌詞に表現されたものではありませんか?私にはごく自然にそのような情景が目に浮かんできます・・・。 合唱コンクール、皆さんがんばってください。
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- Mulumba
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白樺のように寒冷地に生育する広葉樹は冬季に樹液が凍らないようにするために、濃度を高めます。(高校の化学で習ったモル凝固点効果というやつ)そのために樹液は甘くなり、人々は樹液を採取して利用します。(同じような例にカナダのサトウカエデの樹液を煮詰めたメープルシロップがあります) 気温が上がり根からの吸水が活発となり、樹液の量が増加する春先に樹液の採取が行われるので、この歌詞もそれと関連があり、白樺の音とは樹液の流れる音なのではないかと推察されます。 実際に春先白樺の内部で樹液が流れる音が聞こえるかどうかは判りませんが、白樺の生命活動が活発になる象徴として「♪白樺の肌温む音を~」という表現になったのではないかと思います。
お礼
とても専門的な回答ありがとうございます。 読みながら、「なるほどぉ~」と思わず言ってしまいました。 部員&顧問の先生に報告するのが楽しみになってきました!! ありがとうございました。
- de-kude-ku
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『木の中にある水分が寒さで凍ってしまい、その氷が膨張して木が割れる』 ということを聞いたことがあります。 そのときの音ではないでしょうか? でも、春先じゃ凍らないかな
お礼
回答ありがとうございます。 飛騨高原ってもともと寒いところらしいんで、納得できました。 この回答も明日、報告したいと思います!!
- 363ra
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こんにちは。 これは私の想像です。歌詞知らないので・・・。 残雪のある早春・・・ 雪が融けだすのは日のあたるところだけではなく、 生命のある(これから芽吹きの季節)木々の根元。 雪解けは木の幹を中心に円形に広がっていき、 小さな雫が・・・やがて雪解け水・・・になる感じではないでしょうか。 合唱コンクール、がんばってくださいね。
お礼
回答&激励ありがとうございました。 私の想像していたのと、また違った意見が聞けて、すごく良かったです。 早速、明日の練習にて、部員&顧問の先生に報告したいと思います。 本当にありがとうございましたy(ο^―^ο)y
お礼
回答&激励ありがとうございます。 心臓の鼓動のような音がするなんて、神秘的ですね! 明日、部で報告したいと思います。 ありがとうございました。