国連安保理での演説
鳩山由紀夫首相が24日、国連安保理での演説で、核廃絶に向け 世界の先頭に立つ決意を示し、その証左として核保有の可能性を完全に否定しました。非核三原則を固持し、核武装のカードを完全に捨てるそうです。
日本がアメリカの核の傘と在日米軍に守られてきたのは明白で、しかしその米軍。アメリカは有事のとき本当に日本を守ってくれるのか?日米安保は機能しているのか。先日の北朝鮮のミサイル発射されたときの対応を見て疑問符が出た訳で。
自国は自国で守る。全くもってその通りです。在日米軍に思いやり予算を年間2000億払ってるみたいですが、日本が米軍並みの軍備を整えるとなるともっとかかるらしく安いものらしいです。しかし金の問題ではなく自分で守る意思が重要で、そのためにかかるならいくらなのか不明ですが出すべきだと思われます。そのためには憲法改正も必要になるでしょう。
私は今まで改憲派で自衛隊を自衛軍にし、核武装もすべきだと考えてました。前文と9条は脳みそお花畑論と思ってましたし、有事の際は自ら戦う意思があると思ってました。
しかし仮に今、憲法改正論議をしたらどうなるだろうと考えたとき、恐らく国民の多くがまた9条を手に取り、非核三原則を固持するだろうと感じます。また、自衛軍が出来たら有事のときは徴兵されます。人を殺しに戦地にいかねば成りません。多くの人がそうでしょうが、私は犬猫すら殺せません。有事というのは戦争な訳で、他国の人間が自分の家族を殺しに来る訳ですから、そうなったときは考え方も変わるでしょうが、生まれてこのかた平時の時代を過ごした私には到底想像できません。
改憲を求めてる私ですが、実は前文も9条もそんなに嫌いではありません。現実を知らないお花畑の究極の理想論だと思いますが、政治は現実に沿うものであることを大前提に置かねばなりませんが、政治は夢や希望を語るものだと、逆に夢や希望が無ければ政治では無いと思っております。
大戦以降日本は非核を掲げ平和外交に徹して来ました。諸外国の日本への評価を聞いても、その成果はあったと思われます。
外交力や他国から攻め込まれないための核武装は意味あるとは思いますが、今の日本を見て考えるに、安直に核武装と言うのもなんだか欧米的な考え方であり、それは日本では無いと思います。
自分の国は自分で守る。これはその通りであり、やはりそうしなくては成らないと思います。自衛隊は自衛軍にし、兵役や有事徴兵を行うべきでしょう。
では核はどうでしょう。私は現時点では持つべきでは無いと思っております。鳩山氏は演説で、核廃絶に向け世界の先頭に立つと名言しました。私は核兵器を持たない国をまとめあげ同盟締結し、核保有国への核廃絶の働きかけと、同盟国の有事の際の戦争協力の条約締結すれば良いと思います。
お礼
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