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小学校における情報教育はどのように?
小学校では、現在、情報教育はどのように指導されているのでしょうか。 さまざまな事例を知りたいです。 また、今後の予定として、どのように指導していこうと計画されているのかもお教えください。 一例をあげると、大阪府の小学校では、「過配教員」(今現在教員として勤務している人を、その学校の定数を超えて余分に配置する)という形で、コンピュータを使った学習の支援のために「定数外に配した」教員が情報教育を担当されたりしているようです。 (http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=151617 参照) また、ある私学の小学校では、「情報科」という科目を設け、専門の講師の方(2名)が1~4年生を指導されています。(5・6年は受験対応のため社会科の中に組み込み)
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- rumine
- ベストアンサー率38% (7/18)
学年としては全学年担当しています。 が、前回も言った通り学校によって差が激しく高学年しかまだパソコンを触った事がない学校もあれば、出来る先生が担任であったりすると低学年でも季節ごとに年賀状・カレンダー・招待状などを作る学校もあります。時間数も同じく一ヶ月や学期ごとに何時間と決められているわけでもなく本当に全て「現場の先生」に任されています。パソコンが苦手(というか知らない)先生の多い学校は指導員が派遣される日に合わせてパソコンの授業を取り入れるという感じです。 専門の指導員を置く…というのは予算の関係で無理らしいです。それが出来ない為に期間限定の指導員を派遣してその間に先生達のレベルをあげておこうとしているようです。ただ大規模校では専門の人をその学校が雇っている所もあると聞いた事はありますが。 指導員になるには…?これはちょっと私には難しいですね(笑)募集があって、 なぜか採用されました。基礎的な事は勉強していましたが人に指導できる程の資格等は持っていません。
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
個人的には、小学校でパソコンをやる必要はないと思います。 いま、中学生は英語の時間に辞書も使いません。(電子辞書であろうと) そんな状況でパソコンがつかえてどうなる・・。「自分で調べる」のでなく「答えを教えてもらう」のが中心で、大学生でも、インターネットで見つけた論文の丸写しを平気でレポートにだすらしい。 いままでパソコン使ったことのないオジサンでも、ちゃんと使っていますよ。子供たちが社会に出る頃には、もっとパソコンも進歩しているはず。(20年前、8ビットのパソコンでBASIC使っていたのは何だったんだ?) 片方で、円周率はだいたい「3」でいい、とか・・・。授業時間が削られるなら、もっと合理的な使い方があるんじゃないでしょうか。 メーカーと代理店の利益と、そういう需要で景気対策・・・、たいしたことは考えていないのではないでしょうか。
お礼
お答えありがとうございます。 nozomi500さんのような考え方も確かに「なるほど」だと思います。 どうして情報教育が必要なのか、どうしてパソコンを小学校で指導しようとしているのかを十分考えないと、まったくの「時間の無駄」になってしまいますね。 (おまけ)私の2歳の息子も新幹線にどっぷりはまっています…。
- kumaya77
- ベストアンサー率20% (7/34)
現在私は東北のある県の過疎地域の小学校に勤務しています。 学校では情報教育担当です。小規模校なのでもちろん学級担任です。 現状としては地方(ド田舎)では情報教育の取り組みがものすごく遅れています。 教員にやる気があっても,設備環境が極めて悪いのです。 結局情報教育への取り組みに学級間でのばらつきが出てきます。 ある学級の児童はコンピュータをバンバン使い(大概のトラブルは自分で対処できる),ある学級では年に1度もコンピュータを用いた授業がないといったことがおきます。地方では行政側で環境整備に提供するよさんが,地方交付税上乗せ金のマジックで道路とかに消える場合がとても多いのです。私は行政の対応をまっていられないので,結構私財をなげうってます。 あまり回答になってないですね。
お礼
お答えありがとうございます。結構厳しい現実ですね。環境整備はやっぱり行政のバックアップがないとなかなかできないでしょうし、教員全員の情報教育に対する研修なども設備がないと難しいですね。 kumaya77さんと同じような現状だというケースは結構あるのかもしれません。 その問題に対して取り組まれている他の方のご意見もお聞きしたいですね。 いろいろな悩みなどの相談、解決の場になればと思いますが…。
- rumine
- ベストアンサー率38% (7/18)
私は現在いろいろな小学校でパソコンを先生と子供達に教えています。 今年度より各学校全てにパソコンを設置しインターネットも出来るよう になりました。学校の規模にもよりますが、2人で1台~4人で1台と いった感じです。先生方もパソコンがかなり出来る人からワープロしか 使った事のない人まで差が激しいので市教委の方から先生方が独り立ち (?)出来るように私のように期間限定で指導員を派遣しているような 現状です。 具体的には、ベースとして一太郎スマイルなどのソフトを使い楽しく パソコンを好きになるように進めていってます。後は算数や社会・理科 のソフト(ゲーム感覚の物が多いですね)やデジカメも揃えているので 児童に自由に撮らせてそれを自分たちのホームページに使ったりとか… はっきり言って、パソコンの出来る先生がおられる学校とそうでない 学校の差は本当に大きく児童への指導よりもそれを教える立場の先生達 の教育・意識改革が先なのでは・・と現場を見ている私としては考えて しまいます。何かご質問からそれてしまったみたいで…すみません。
お礼
お答えをどうもありがとうございます。 いえいえ、書かれているような教員の意識の問題はとても重要だと思います。 そのような、実際に情報教育を進めている中でみられる問題点も知りたいと思っているので、とてもありがたいです。 rumineさんのような方が期間限定で指導されても、肝心の教員にその知識や技術が蓄積されていかなければ、次の方が来られてもまた1から、ということにもなりかねませんよね。 カリキュラムとかは学校側は考えたりしていないのでしょうか。 専門の指導員を置くなどのような方法は教育委員会は考えないのでしょうか。 なお、rumineさんが児童へ指導されているのは、1学級では週に1時間ですか? 学年は、1年から6年まで全学年ですか? 指導していてお困りになったこととか、指導の様子なども、もしよろしければお教えください。 また、このような指導員にはどうすればなれるのかもぜひ知りたいです。 (お時間があればでいいですよ。)
- hanbo
- ベストアンサー率34% (1527/4434)
小学校での情報教育は、(1)コンピューターで教える (2)コンピューターを教える と大きく分けると2つの目的で、授業が行われていますが、中学校以上の学校のような専門的な内容ではありませんし、教科も技術科や情報科といった教科を文部科学省が指導要領に組み込んでいるのではなく、ゆとりの時間としての「情報科」などの取り組みが行われています。 コンピューターで教えると言う内容では、教科の補助として視覚に訴える内容の理科や社会のソフトや、算数の自習教材ソフトが使われていますし、パソコンクラブなどがある学校もあります。 コンピューターを教えると言う内容では、専門的な内容は難しいので簡単な仕組みや、こんなことが出来るというような説明程度ですね。 学校によっては、と言うより市町村教育委員会の財政規模等の関係から、1人一台の環境が整っているパソコン教室がある学校もありますし、二人に一台の環境の学校もありますし、インターネット環境が整っている学校も多くなっています。
お礼
早速のお答えに驚いています。ありがとうございます。 おっしゃる通り、低学年はお絵かきソフトを使いながら、マウスの使い方などを身につけていく指導法が多いのでしょうね。 1人に1台だと、人数によっては指導が大変だと思います。40人に40台だとどうなるのでしょう。個人差、経験の差もあるでしょうし。その辺も研究してみたいです。(先述の私学は現在2人で1台で行っています)
お礼
再度お答えいただきありがとうございます。「学校によって差が激しい」「時間数も決められているわけでもない」「全て現場の先生に任されている」という状況、よく分かりました。1年から6年まで子どももぜんぜん違う上に、先生方のパソコンに対する知識・習得度・考え方もさまざまだという中で、本当に大変な思いをされているのでしょうね。 先生方の習得レベルに差がある段階では、子どもたちの経験の有無に差が生じますよね。すると、学年が上がってクラスがえをしたときに、その経験の違いのために次の指導が難しくなるのではないかと思うのですが…。うまく積み重ねていけないような気もします。今はそれも目をつぶる時なのでしょうか。rumineさんではなく学校や教育委員会が考えることなのですけど。「今は子どもにこれだけは指導しておこう。」「今の1年生が6年生になったときにはこういったことができるようにしよう」というような大まかな目標があってもよいと思います。