日本で名前に「日」の字そのものを使いますと、「日本」や「日蓮」を連想することが多く、一字だけでも、かなり派手な印象があります。使い方によっては、例えば「日出夫」はかなり派手ですが「今日子」はそれほどでもありません。
「日」という字体は、本来姓名に使うのに良い字体ですが、例えば「麻原彰晃」のように、合わせて三度も使われますと、その弊害がひどくなり、派手すぎる、とか、尊大過ぎる、勢いが良すぎる、などのイメージを与えます。
ご質問の、サンズイと「日」や「火」との組み合わせに関しては、何の問題もありませんが、もし、サンズイが姓名に重なりますと、やはり問題があります。
昔は、中国でも、文字の意味を理解する人は少なかったので、康煕字典ができたときに、画数の姓名学が始まりました。
それ以前にも「測字]というものがあり、元号の文字から、どんな時代になるかを予測したものです。
かつて、日本が「昭和」という元号を定めたとき、中国の測字家たちは、日本が攻めてくることを予知していました。
しかし、「測字」は余程のインテリでないとできないものですから、姓名と言えば、一般には画数の姓名判断が主流です。しかし画数だけがすべてではありません。
姓名学には、「字義」「字形」「字音」「字画」の四種類がありますが、教育が行き届き、誰でも漢字の意味がわかる現代では「字義」が最も重要で、画数の姓名学はその存在意義を失い、ほとんど迷信に近いものになっています。
特に現代日本の簡略字体で画数を数えるようなやりかたでは、迷信と言われても仕方がありません。
お礼
貴重な回答いただきありがとうございます。問題ないとのことで安心しました!自分もいくつかの流派を勉強していますがどれももっともらしくて迷ってしまいます。