いつからかは忘れましたが1989年に280PS規制が出たころだと思います、かって私もフルスケール200km/h(160km/h出ない車)の国産スポーツセダンを所有していました。
当時の雰囲気としてあまり速度が出るのは如何なものかと社団法人自動車工業会が自主規制して180km/hで速度リミッタが作動するように申し合わせメータースケールも180km/hとなりました、
それでも当時の運輸省(現国交生省)に配慮して106km/h超で「キンコン」「キンコン」と警報も鳴りましたね。
決めた根拠は諸説有りますが、この値が決められた当時の高速道路の最大勾配は5%で、この勾配の上り坂を法定の最高速度100km/hで走行できる自動車は平地では「180km/h」の速度が出せるから、というのが有力です(かなり無茶な話で自動車の重さとか形状による空気抵抗の要素が無視されている)。
2004年6月には悪評の280PS自主規制も撤廃されましたが速度リミッターの廃止は無いようなので実質300PS超のランエボやインプWRXも180km/hでリミッタが作動しますね。
ちなみに軽四輪のリミットは140km/hなのでターボ車でもメーターは140km/h止まりです。
> 180Km/h前後で +25Km/h
車検時の許容誤差は+10% -15%なので 実速に対しては指針が+15%~-10%となります、したがって 180km/h×0.15=27km/h の誤差はありえます。
お礼
詳しい解説ありがとうございます。 よくわかりました。 ただ、一つ疑問が湧いてきました。 「リミッターは何故180km/hが作動するのか?」です。日本の交通規制からして120km/hくらいでも良いかと思うのですが・・・ 長くなってしまうので、とりあえず締め切って、質問し直すことにします。