難しい問題ですね。以前、読んだことがあるのですが「福祉」=サービス 「ボランティア」=提供者 と書いてありました。私も少し福祉やボランティアに携わり、勉強していますので、その中で自分が考えていることをお話しします。
参考になれば嬉しいのですが・・・。
私が思う「福祉」と言うのは、万人が同じ条件で生活出来ること、その為のサービスではないかと思います。万人が同じ条件・・と言うところが難しいのです。だって、人間は一人一人違うのですから。欲しいサービスも嬉しいサービス人それぞれによって違うと思うんです。だから、「子供のための福祉」「老人福祉」「障害者福祉」「生活の為の福祉」等と分かれているのではないでしょうか?
具体的に考えると、お年寄りや身体の不便な人に合わせて、階段にスロープが出来たり、駅にもエレベーター、エスカレーターが多くなりましたね。教育も以前は養護学校に通っていた人も一般校に通えるようになってきましたよね。
こんな書き方をすると、社会は健康なひとに合わせて作られているように感じますね。健康な人は不便がないとおもいませんか?ところが、ドアを開けるとき、包丁やはさみを使うとき、左利きの人は不便を感じることがあるのではないでしょうか?右も左もみんなが同じ様に便利にするために、ドアノブは回すものは少なくなっていませんか?包丁もはさみも今がどこでも左用や両手用が売られています。福祉と言う意味では違うかも知れませんが生活条件を同じにすると言うことでは同じ事だと思います。
どんな人に対してもその人に合わせたサービスを受けることで同じようにできる社会を作っていくことが福祉なのではないかなあ~と思います。生活、教育、医療、娯楽(映画・遊園地なども)全ての人が同じように受けることが出来る、楽しみ事が出来ること、全員が自分に合ったサービスを受けることが出来たら、社会はきっと幸せになるような気がしませんか?その意味では辞書に書いていることは、福祉の最終目的の様に感じられます。
ちなみに、このことを「ノーマライゼーション」と言います。
お礼
回答ありがとうございます。 質問が抽象的すぎて、答えにくかったと思います。 自分の中ではまだ答えは出ていませんが、参考にさせて頂きます。