こんにちは。NO.4です。再登場です。
あなたはまだ学生で若いですし、ひとの言うことに耳を傾ける柔軟さ、素直さ、そして自分の非を改めていこうとするお気持ちがおありのようなので、この先明るいと思いますよ。応援してます。
私が言った「依存状態」というのがちょっと分かりにくかったと思われるので説明させて頂きます。
私は、(あなたがそうだというのではなく)次のような行為は、一種の依存状態から発生しているものだと思っています。自己の弱さが関係しています。自慢する、能力を誇示する、やきもちをやかせて気持ちを引き付ける、わざと誰かを村八分にする(簡単に言うと弱い者虐め)、他人の粗探しをする、何か世間一般の人とずれている、又は違う人、つまり何らかの形で浮いている人を見ると馬鹿にしたくなる、様々な差別、などなどです。
自慢したくなるのはなぜか。それは、自分の価値、存在が、「他人から称讃されること」によってでしか確立できないと思っているからでしょう。つまり、「他人の目」に依存しているということです。
やきもちを焼かせたくなるのはなぜか。相手の注意を引くことによって、「相手が自分に注意を向けている」という安心感を得たいから、又は、注目や注意の的になる自分に酔いたいから。どちらにしろ、「相手が自分を気にかけてくれる」ということに依存しているということであって、よって、自己が独立独歩してないということです。
差別したくなるのはなぜか。それは、自分の中にあるコンプレックスから発生していることは間違いないでしょう。あるグループ(他人種、女性、社会的弱者など)などを差別することによって、「自分はそうではないんだ」という優越感にひたりたいからなんです。「弱い他人」と「優れた自分」という関係を築くことによって自己の存在を見つけようとしているということですよね。自己の存在が、他人との比較、相対化によってでしか成り立たないので、ここでもやはり、自己の存在が自分以外の人に対して依存しているということになります。他人の粗探しと共通する心理です。他人の欠点を見ることによって上記のような優越感を得る為でしょう。人生順風満帆でコンプレックスがないひと、人格が陶冶されている人はこんなことしないでしょう。
このような行為はすべて、自分が弱いから出てくる行為です。
男らしい自分にこだわるというのも、多かれ少なかれ依存状態を作り上げると思います。そして、それにこだわり続けると、いつか必ず自己が崩壊する時が来るのではないかと思っています。このような人をよく知った上で書いています。「男」というのは、あなた自身ではなく、単にあなたが属する範疇です。その範疇にこだわるということはどういうことを意味するのか。それは自分と他の男性を比較することにつながり、また何よりも、女性の目、女性からの評価を求めることにつながるでしょう。自己が「他人(の目)「に依存するということです。あなたは男である前にひとりの人間であって、それは他に二つとない存在なんです。あなた自身をそのまま見つめてあげて下さい。ひとつ気になることがあります。あくまでもあなたのことを思ってのことです。
彼女さんが「男らしいのがいい」というのは、ある意味であなたを「男」というカテゴリーに属するものとして見ているということであると思われます。もし私だったら、つき合っている人を愛するのは、「その人だから」、つまり、その人自身を愛するからです。あなたはあなたとして愛されていますか?男らしい人はどこにでもいますが、あなたは一人だけです。
個人的な意見ですが、「僕(私)のどこが好き?」という質問に対して真っ先に「男らしいから(女らしいから)」という答えが返ってきたら、絆は非常にもろいものだと思います。交際相手の性的な点を前面に出してくるということは、相手を一人の人格を持つ人間として見てきれていないということになると思うので。
長くなりましたが、あなたが柔軟な人であるようなので書かせて頂きました。
お礼
長い返事ありがとうございます。gooshitumonさんの言っているように俺は依存状態にあると思います。やきもちを焼かせるし、別れるためにしているんじゃなくても彼女を疑ったりと粗探しをする面があります。そんなことしても何もならないのわかっているんだけどしてしまうんですよね。。これは昔からだと思いますし、直したいんですよね。情けないことです。 彼女のことなんですが、男らしいというよりも女々しいのは嫌いだと言っています。gooshitumonさんの言っていることを見て、おれ自身も相手に対して「女らしく」というのを望んでしまう傾向がある気がします。男だからとか女だからとかを気にするのではなく人を好きになるのって相手の存在自体を好きになることですよね。なんかいままでの俺は間違ってたきがします。好きになってるつもりで実は本気で好きになったことなんか無かったのかもしれません。