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ポケットマスク
ポケットマスクは(一般人用の携帯用)は最近は種々ネットでも、市販されているようですが、使う人、人工呼吸を受ける人(年齢、体格)によって、使い分ける(選ぶ)必要があるのでしょうか? 知識をお持ちの方、教えていただけると助かります。
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こんばんわ。ご質問の内容は、おっしゃる通りです。 ポケットマスクには、子供用・大人用など、大きさが異なるタイプが実際に販売されています。 (両用というか、どちらにもある程度使用可能なように設計されたものもありますが、例えば幼稚園など小さなお子様の多い場所で用意されるのでしたら、やはり専用のほうが良いと思います。) フェイスシールドのような「一枚ビニール」タイプでしたら大小は気にしなくても良いですけど…頚椎損傷の大人に使用する際にはポケットマスクのほうが使い易いですものね。 以上、簡単ですがご参考まで
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- freezmoon
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あるかなしかと言われると「あり」です。 しかしいくらサイズがあってもマスクをフィットさせる技術と,下顎を持ち上げる技術が必要です。(マスクが顔にフィットしないといくら吹き込んでもそこからもれますし,気道が確保されないと入りませんよね)しかもポケットマスクを使うときは頭頂部側に座ります。当然その位置からは心臓マッサージはできませんので,もう一人心マ要員が必要ですね。 話は変わりますが,救急法を教えに行ったときに(特に女性),吹込みが上手くいかないために心臓マッサージを始めるまでが時間がかかりすぎている方を多く見ます。(何回も入るまで吹き込む)そのときは「吹き込みに失敗してもいいからほっといて心マしてください。」と教えます。大事なのは吹き込むことよりも脳への循環を維持してやること(総頚動脈の圧を維持してやる)なので。 そのため心マには厳しくします。 一般市民の方は心マは押すだけなので失敗が分かりにくく,人工呼吸は漏れたりするので失敗が分かりやすいため,後者に注意がいってしまうのも無理も無いのですが…。 hisakataさんは心マ:人工呼吸の割合を15:2で習ったことと思います。しかし次のガイドラインから(多分ですが)30:2に変わります。これは前述したとおり人工呼吸より循環(圧)の維持を重視しているからと思います。 今後の参考にしていただければればと思い,回答させていただきました。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 >当然その位置からは心臓マッサージはできませんので,もう一人心マ要員が必要ですね。 なるほど、そうなのですか。私の購入した、一般人向けのAED入門書には、お教えいただいた内容は一切書かれていませんでした。基礎の基礎、最低の知識がかかれていたのだなと、この質問を通して知ることができました。 それだけでも、勇気を持って質問した甲斐がありました(^^) >大事なのは吹き込むことよりも脳への循環を維持してやること(総頚動脈の圧を維持してやる)なので。 はい。よく覚えておきます。 >しかし次のガイドラインから(多分ですが)30:2に変わります。これは前述したとおり人工呼吸より循環(圧)の維持を重視しているからと思います。 はい。15:2と覚えています。ガイドラインが30:2に変更されるかどうか、今後の情報をよく、確認していきます。 ご親切な解説、感謝します<m(__)m>
- KAAZ
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たびたび失礼します。 前回答での参考URLですが、どのページでもアドレスが同一表記になってしまうみたいで…貼り間違えになってしまっていました。ゴメンナサイ。 http://acls.jp/WhatisACLS/Phase2.5.html こちらのAEDマニュアルが、解かり易いとお薦めした本です。(内容は、AED使用法に限っていないので、良いですよ。) 以下、念のため http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4521017118/ref=pd_bxgy_text_1/250-9495393-1694611 ご参考までに、ポケットマスク製造販売会社のURLを下にリンクしておきます。
お礼
>たびたび失礼します。 いえいえ、こちらこそ、こんなにお付き合い頂き、恐縮であります。 どのページでもアドレスが同一のHPってありますよね。私も回答欄で参考URLを張った後で、気づくことがよくあります(笑)。なので、お気になさらないでくださいね。 ご紹介いただいたマニュアル本、参考にします。どうもありがとうです。 ポケットマスク製造販売会社のURL、商品の詳しい説明があり、大変助かります。 ご回答、本当にありがとうございましたっ☆☆
- KAAZ
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追記です。 「頚髄損傷が疑われる場合」についてですが、 反射などを診て脊損が云々 というところまでは、「バイスタンダーCPR」では求めていませんので、一般的には「状況」で判断します。 例えば、階段から落ちた とか、雨戸を開けていて逆さに落ちた とか、バイクで事故って頭から着地した などの場合は、「頚損の疑いアリ」と判断してあげて下さいね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私の感じた不安についてのお答え、大変助かります。 その場の状況分析で「頚損の疑いアリ」と判断すること、しっかり覚えておきます!
- KAAZ
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頚部損傷が疑われる場合は、首を曲げる(=おでこを押し込む)のではなくて、下の歯が上の歯よりも前に来るように顎を前(上)にずらして、気道確保をします。 これをおこなう場合、やりやすいのは―― 倒れている人の頭上に座って、(乗る訳ではないですよ。笑) ポケットマスクを両手で顔に押し付けると同時に、 前述の「下顎挙上法」もおこなって、 息を吹き込む方法です。 ご存知のように、口対口人工呼吸をおこなうときには、鼻を塞がなくてはなりませんよね。 小児や子どもさんの場合には、救助者の口を大きく開いて、被救護者の口と鼻の両方同時に息を吹き込めばOKです。ですので、フェイスシールドのようなものでも割合やり易いのです。 でも、大人の場合は「大きさ的」にいって、口と鼻を同時に、バイスタンダーの口で塞ぐのは大変です。 このような時には、救助者のほっぺたで被救助者の鼻を塞ぎながら、口で人工呼吸をおこないます。 この「ほっぺたで鼻を塞ぐ方法」は、被救護者の横からおこなったほうがやり易いのですが…下顎挙上法での気道確保は上側からのほうが上手くいき易いのです。 そういった理由で、顎をずらしながらほっぺたで鼻を塞いで云々と苦労するよりは、ポケットマスクで口と鼻を覆ってしまうのが「一番楽!」という訳です。 参考URLのテキストは1000円位で購入できます。初心者にも分かりやすいのでお勧めしておきますね。 もう少し詳しくお知りになりたければ、その上の講習(BLS、ACLS)用のテキストや国際ガイドライン2000をご覧になるといいですよ。 http://acls.jp/WhatisACLS/indexACLSToha.htm 乱文ですので分かり難いかも知れませんが…いちおうご参考まで
お礼
お返事が遅れて大変もうしわけありません。 さらに詳しくご解説いただき感謝です。 一般人にとっては、ほっぺたで鼻を塞ぎながらの人工呼吸は確かに難しそうですね。 >そういった理由で、顎をずらしながらほっぺたで鼻を塞いで云々と苦労するよりは、ポケットマスクで口と鼻を覆ってしまうのが「一番楽!」という訳です。 ポケットマスクやフェイスシールドについて、徐々に違いが飲み込めるようになってきました。実際に未体験なので、地域で参加できる講習会へ行ってみようと思ってます。 購入はポケットマスクにしようと思います。URLもありがとうございます。 早速読んでみますね。 ご回答、ありがとうございましたっ☆
お礼
ご回答ありがとうございます。 「フェイスシールド」と「ポケットマスク」にはそんな重大な違いがあるのですね。大変参考になります。 >頚椎損傷の大人に使用する際にはポケットマスクのほうが使い易いですものね。 空気の通り道を作る際、倒れている人が、例え顎をあげては行けない状態に該当する場合でも(一般人のバイスタンダーには判断が難しいと思いますので)、「ポケットマスク」の方が「倒れている人にとっての安全性がより高い」と考えて良いのでしょうか? もしよろしければ、教えてください_(._.)_