音声多重放送の仕組みについて
音声多重信号放送を受信するときの機器側の動作技術についての質問です。
日本のテレビの音声多重放送を放送する場合、モノラル音声受信機との互換性を図るために、
主音声として混合音声(L+R)
副音声として差分音声(L-R)
の信号を載せるというのは知識としては知っていますが、
実際にモノラル音声信号受信機(まぁテレビチューナーのことですが。)が受信した場合、
1)ステレオ放の場合はステレオ左右音声の混合としてスピーカーから出て、
2)二ヶ国語放送などのときは、主音声(先に言ったL+Rという意味ではなく、二ヶ国語の場合にスピーカーから出力される主音声としての日本語音声という意味)
が聞こえるわけですが、
なぜ、モノラル受信機の場合は、そういう風な切り分けができる(動作としてそうなる)のでしょうか?
また、同様にステレオ放送の場合に、右側と左側に分離できる仕組み(理屈)についてもお願いします。
概要的な理論でもいいので、L+R / L-Rというのを前提にした説明をしていただければ幸いです。
※音声多重対応機でのステレオや二ヶ国語は(L+R)+(L-R)=2L, (L+R)-(L-R)=2R
音声多重未対応機でのステレオ放送は L+Rのまま
とかいう理屈ではないんですよね?
だとしたら、未対応機で二ヶ国語放送が、日本語のみ聞こえる理由は?