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最低血圧とJカーブ
血圧関係の本を読んでいたら、最低血圧が80ミリ以下に 下がりすぎると、心筋梗塞の危険性が高くなると言う記事があり、この時にJカーブを示す(?)となっていますが、このJカーブというのは何処に現れる現象なのですか?又、いつ頃から言われる様になったのですか?
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ちょっと気なったので調べてみました。 Jカーブとはグラフの形からきているのだと、思います。 参考URLを見て。これはお酒の量とどれくらいの危険が増すかをグラフにしてます。 つまり、お酒を取り過ぎても取らなさ過ぎても体に悪いということです。 本題に入りまして。(お酒のグラフを使いますが。) まず、心筋梗塞ですが多分知っていると思いますが血管が血栓(血の塊)により詰まる病気です。 性質として血液は流れて(動いて)いれば固まりにくくなります。 なので血圧が下がると、血の流れが遅くなりより血が固まりやすくなります。それにより心筋梗塞になりやすくなります。(それが、お酒で言うとまったく取らない人になります。) しかし、血圧が上がりすぎると、(例えば)脳出血になりやすくなり、危険が増します。(お酒のグラフで言うと取りすぎ!の人になります。) つまり、適度な血圧が一番病気になりにくいということです。(グラフで言うとJの底の部分) いつごろから言われているのかは、わかりませんが 最近ではこの仮説を否定する人もいるらしく、参考程度にしてほしいです。
お礼
飲酒量と死亡率との関係から大変分かりやすくご解説頂いて誠に有難うございました。 JカーブのJの字を垂直に下ろした形ばかり考えていましたが、斜めに倒れた形を示されて初めて納得しました。 これはむしろ「ナイキ」の商標みたいと言った方が分かりやすいかも知れませんね。