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告知拒否の患者に対して

告知を拒否している患者本人(がん末期)に医師から重い消化器の病気という嘘の説明を受けながら、がんの痛み止めを受けていますが最初に医師が痛み止めと説明しました。こういう場合医師の口から「痛みを止めながら消化器の病気を治していく薬」という嘘の説明を言うことは問題があるものでしょうか。そういう説明をして欲しいと家族からお願いして聞き入れてもらえるものでしょうか。

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回答No.2

ご本人が告知拒否を希望されるのであれば、医療者としてはご本人のご希望に沿うようにします。ですから、ご質問の回答としては「可能」だと思います。 ただ、嘘をつくとなると、医師を初め、看護師など医療スタッフとの申し合わせ、ご家族との申し合わせが必要になります。一度、主治医とご相談されるとよいと思います。いろんないいまわしを知っているはずです。 ただ、医療者としては、言葉に語弊がありますが嘘をつくのは上手なわけではありません。むしろ世の中の流れは、告知をして、一緒に病気とたたかっていくといったスタンスが主流ではあります。そういった中では家族の力が大きくなってくると思います。 告知をするにしろ、しないにしろどうか最期は患者ご本人もそしてご家族も悔いのないように時間を大切にしていただけたらと思います。 まずは主治医を初めスタッフと十分にお話なさってください。 私の母も非告知が希望だったのですが、嘘を見抜かれてしまい、結局告知したかたちになってしまいました。知りたくて教えてくれないとき以上に知りたくないのに知らせてしまった方が何だかつらかったですね。嘘をつくとき、どうしても人間は話題を避けがちで、しかも相手の目をみることができなくなってしまうものです。 でも最期には知らせてくれてありがとうと言って 五年前の梅雨の真っ只中で逝きました。 どうか大切な時間を無駄にはせずにみなさんが納得される時間を過ごしていただきますように。

eteled
質問者

お礼

ありがとうございます。患者本人が拒否する場合、あとでつじつまが合わなくなった時、本人はどう受け取るのか。自分の中の矛盾をどう思うのかと感じます。

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  • s61-lj57
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回答No.3

 こういうことに関して専門ではありませんが気になりましたので。  「嘘をつき通すことを医師に要求する」この責任は誰が取るのですか?医師に責任を負わせるのですか?薬についても薬局で説明書を渡しますし、薬の名前のみならず、パッケージやコードナンバーがわかれば、簡単に調べられる時代ですよ。その気になればすぐにばれると思いますけど。

eteled
質問者

お礼

ありがとうございます。私は患者は自分のことについてすべて知り、選択、決定すべきものと思っています。 本人が何も知りたくないと病気についても自分で調べることも一切しません。家族は本人にすべて知って欲しいと思っています。家族が隠したいのではなく本人が知ることを拒絶しているのです。家族としては本人が何かで気付いてくれる方がこれからのことについてもスムーズにいくと思っています。本人の拒絶したい気持ちを今、わからせるというのは時期ではないのかもしれないとも思います。もう少し本人に時間が必要だと。私自身の家族のことではないので単純に医師の協力はどこまで得られるものか知りたかっただけで質問したまでです。

  • cirujano
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回答No.1

一つ注意すべき点、それは、告知拒否はあくまで患者さんの意向である、ということ。これがとても重要な点です。 現在、個人情報保護法が始まり、医師からの説明は基本的には患者さんに全てのことを話して、病状を家族に話してもいいかの了承をとってから家族に説明、という順序にしなければならなくなりました。(以前は家族に本人への告知をしてもいいか、とたずねていたのですが、最近は逆です)。ただ、患者本人が告知を望まない場合は別です。 私の経験では癌末期であることを知らせないでいると、いろいろと不都合が生じてくることもあります。これは、医療に対しての不信が募り(いつまでたっても治りませんから)、患者が治療や服薬を拒否すること、本当のことを言ってくれない家族にも不信感が増し、患者が孤独になっていくことなどです。それによっていらいらが募り、病状の悪化につながることもあります。 これは、主治医と家族が協力しなければなかなか難しいことになります。これを納得された上で、アドバイスを。 説明内容に納得するかは患者さん自身がどの程度医療に対しての知識があるかにもよると思います。 かなりのご老人であれば、たぶん、その説明でも納得されると思います。ただ、かなり若い患者だとか、同じ病院に同じ薬を飲んでいる人が入院している場合、どこかで情報を入手する可能性があります。よくあるのが、他の患者から「これは癌の人にしか仕えない薬」という話をされるということです。このような危険がないならば、嘘の説明も主治医は受け入れてくれると思います。もともと病名も嘘を伝えているのですから、説明は嘘でも全然かまいません。それよりもばれないことが大切になります。 医師のほうがうまい説明方法を知っていることが多いです。ちょっと前は患者に告知しないのが当たり前であったため、いろいろと苦労しました。だから、主治医と相談されて、いちばん患者が受け入れやすい説明を決められたらいいと思います。ただ、もしその嘘がばれたときの対処も家族は十分と心得ておかねばなりません。

eteled
質問者

お礼

ありがとうございます。患者本人が以前から告知拒否を強く希望していて医師も納得済みで嘘の病名を伝えた場合、痛み止めを治療薬と説明する配慮が現時点では必要なのではないかと感じてます。がんなどは本人自ら選択、決定することが何より1番良い結果となるのですが本人が強く拒む権利もまた尊重されるべきで第三者がそれを冒せない困難な壁という気もします。