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HR/HMの音質(特にライヴ) 今昔
僕はDeep PurpleやBlack Sabbath、SlayerやRainbowが大好きです。 日ごろつらつらと聴いていて思ったのですが、HR/HMに絞って言うと、ビートルズ以来音質というのは年を経るごとに良くなってきて、伝説のパリオムニスポールでのライブ(Beatles)、それからパープルのMade In Japan、Judas PriestのUnleashed In The Eastなど伝説的なライヴ盤が発表されました。 聴いていて、疑問に思ったのは、その音質です。僕は80年代生まれなので、中学になるころから聴いた音楽はみな今風の音質のものでした。70年代のものですと音が古臭く感じられ、オジー期サバスの魅力もサッパリわかりませんでした。 しかし、あるときサバスのREUNIONを買い、そのヴァイヴにぶっ飛んで、音質でえり好みしていたのはおろかだと知りました。良い曲は良いのです。 そこで質問なのですが、 1)60~70~80年代の人は、当時の録音音源(スタジオ・ライヴ双方)の音質を当然のものとして聴いていたのですか? 2)1)と関連しますが、たとえば72年のパープル来日公演など見た人は、その会場では今のパープルと同じような大音量の良い音質でそのサウンドを堪能できたのですか?RAINBOWのOn Stageも実際の会場で聞くとヘヴィメタルのような銀嶺の覇者が聞けたのでしょうか。 Highway StarやSpeed Kingはスタジオ盤の録音はショボいのに、最近の90年代以降の録音(ブート含む)ではヘヴィメタルのような重々しいHighway Starになっていますよね? これは、Pink Floydにもいえますが、70年代に会場で聴いた人はその場では最近のフロイドのライヴと同様のサウンディングで聞こえたのでしょうか? ビートルズの曲すら、実際に今バンドが会場で演奏してるのを聞くとへヴィじゃないですか。 昔のライヴ盤の音質がショボいのは、純粋に録音技術の制約からだと思いますが、実際の会場の音像ってのはどうだったのかな~と思いまして。
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1)私は最初にBEATLESのレコードを一通り聴いてしまったので、その後に聴いた60年代のバンドのレコードは音質が非常に貧弱に聞こえました。例えば、同じ68年作品なのに、BEATLESのWhiteAlbumとRollingStonesのBeggarsBanquetでは全然音のクリアさが違う。。 70年代のスタジオ音源もものによって(多くはバンドごとに)全然違いますよね。 ですので、私は例えばSabbathに関してはあのモコモコの音を「Sabbathの音」として、当然のものとして受け入れていたし、あの音も「味」の一つだったと思います。 2)最初にライヴで見たのが82年のAC/DCでしたが、そのときは凄まじい大音量で堪能できました。が、音の分離は今ひとつだったように記憶しています。他の方も書いてらっしゃる通り、PAの進歩も日進月歩のようですから21世紀となった今と比べると隔絶の感はあるでしょうね。。。 3)私はどちらかというとオリジナル音源を求めますね。リマスターは大歓迎ですが、変にイコライジングされたような音はちょっと。。。 思うに、音質などにあらわれる技術的な側面が音楽の作り方あるいは音楽そのものに及ぼす影響って結構大きいのではないでしょうか。文字通り音そのものでグワーン!と圧倒する、というのは90年代以降初めて可能になったような気がします。
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たしかに昔の音質はだいぶしょぼいですね。ただ、自分もこの辺の曲をよく聞いていたんですがあれはあれで魅力的なんでしょうね。 さて本題の質問なんですが 1)やはりこれは当然のものとして聞いていたんでしょうね。自分たちは今の音に慣れてしまっているからしょぼく聞こえますが当時は、おそらく比べるものがなかったんでしょうから。 2)これも一緒で当時は機材の限界があの音だったんでしょうからライヴもっしょだったと思いますよ。ライブでも聞こえてくる音は一度PA卓を通って出てくる音なので・・・。使用しているギターやアンプは今と変わらないものですがPAやレコーディングの機材の質は格段に向上しているでしょうから。
- jjun28
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自分も70年代のその辺のHR/HM関係は良く聴いてましたので・・・ で、ご質問の 1)そ~ですねぇ・・・確かに最近のものと聴き比べるとショボイ感は否めませんね。 ただ、当時のPAや、レコーディング技術やエフェクターなどアナログでしたからリアルタイムで聴いた訳じゃないけど別に当然のものとして聴いていましたよ^^ 2)につきましては実際には行けてませんが、当時は当時なりの最高のPA機材を使って臨場感あふれるLIVEを行っていたと思いますよ。 まぁ、現代では録音技術も向上し、多種多様なエフェクターを駆使しているのでご質問者さんのように感じられるのも無理は無いと思います。
お礼
皆さんありがとうございます。 さて、追加で質問したいのですが、 3)皆さんは70年代の音楽、サバスやパープルを聴く際、元の時代のライブ音源やスタジオ音源の音を求めますか?それとも、90年代以降のヘヴィメタルのような音になったHighway StarやParanoidを求めますか? サバスのREUNIONや最近のパープルのDVDを見ていて、ふと…。