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小説書いているのに表現能力が無いです。
小説を書いていますが(HPでですが)、なんとも、自分の表現能力の無さに呆れます。 『話す』という動作だけでも、『喋る』『告げる』『語る』他色々あるのに、 「と‥‥彼は『話した』」それだけしか表現できない自分が情けないです。 表現能力が豊かな小説を読む度に、自分の無能さに凹みます。 表現能力を豊かにする為にはどうすれば良いのでしょうか?何かそのようなHPとかが有るのでしょうか? 教えてください。
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頭の中の情景をそのまま描写しようとするからです。 同じ「話す」でも、人間が喋るときには必ず何らかの「動作」を伴います。 たとえば、 ---------------------------○ 「だからやるなと言ったんだ!」 と彼は言った。 ---------------------------○ これは不自然な例です。 この表現では、直立不動のまま叫んだことになってしまいます。 ---------------------------○ 「だからやるなと言ったんだ!」 と彼は激昂し、結んだこぶしを大きく振り下ろした。 ---------------------------○ こうすることにより、彼がどのような気持ちで喋ったのかを、より的確にイメージさせることができます。 コツは、可能な限り大げさに大げさに表現することです。現実にはありえないほど大げさでも構いません。 ---------------------------○ 「だからやるなと言ったんだ!」 頭から蒸気が吹き出すほど顔を真っ赤にし、彼がこぶしを壁に叩きつけると、雷かと思うような音が響き渡った。 ---------------------------○ セリフとしては最初の例と同じですが、彼がどれほど怒っているのか、的確に伝わってくると思います。 無論、このような表現に関するボキャブラリーを増やすためには、色々な本を読んで知識を蓄えておく必要があります。 そのために一番のオススメの方法としては、「過去の名作」と呼ばれた本を乱読することです。この際、あなたの興味の範囲外のものの中から、「これなら読んでもいいかな」と思うようなものをピックアップするのがポイントです。 あなたの興味ど真ん中の小説は、あなたが既に知っている知識しかもたらさないからです。 名作ですから読めば楽しいし、知識の幅も広がるし、いいですよ。 ちなみに、最近では「表現辞典」なる本が出版されているようですが、あんなもの何の役にも立ちません(笑)
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小説を書くに際して最も大切な条件は「書きたい」と思う意欲です。ご質問者様には意欲がおありですから、この点についてはなにも問題はありませんね。 次に必要な条件は「どんなストーリーを書くか」ということです。ことに小説では「読み進めさせる」だけのストーリー展開が必要ですし、当然のことながら巧みなエンディングが用意されていなくてはなりません。緻密に構成されたストーリーというものは、あらためて、何にもまして必須の条件といってもいいのかもしれません。 そしてさらに考証。小説の多くは虚構ですが、その中に実際の事象を書き込むことによって、文章に現実性が加味され、虚構のストーリーがあたかも事実であるかのように緊迫感や臨場感を盛り上げるというとがあるからです。 そのため、とにかく取材や資料集めが欠かせないことになりますが、こうした事実や考証は文章に書き入れるだけでなく、文章に表れないが背景に香って文章に深みを沿えるという目的にも欠かせませんので、とにかく徹底的な取材が必要になります。そのため、小説を一点書くという作業時間のうち、取材にかける時間の割合はほとんど80%にも達してしまいます。 そして、最後に文体の鮮やかさ、巧みさということになります。単に美麗な文章を書くということだけでなく、とにかく不要な書き込みは徹底的に削除しながら、必要な装飾は適度に残すというワークなども必要です。わたしも小説は書きますが、一度などはまったく説明を入れず、全編すべてを登場人物のセリフだけで書き終えたものもあるくらいです。 「なんだ突然、おい、どこに行くんだ」と男に語らせれば、もうこれで相手の女性がスッと立ち上がった様が読み取れる、ですからわざわざ......彼女は突然立ち上がった....などと書く必要はないわけです。 「港の明かりがキレイね、あら、ほら汽笛が」.....と彼女に語らせれば、汽笛が鳴ったと書かなくていいし、「....ですもの、えっ」「いけない人ね」「ごめん」と書けば彼が会話の途中で突然彼女を抱きしめてくちびるを奪ったと分かります。 語彙についてはもちろん多い方が望ましいし、たとえば「喋る」「告げる」「語る」などの言葉の意味の違いは的確に理解して使い分けなくてはなりませんから、こればかりは多くの小説を読んだり辞書をひも解いたりといった日頃の経験や努力は欠かせません。もちろん、こうしたことを単にHPだけで「付け焼刃」するというのはどう考えても無理ですし、あまり役には立たないと思います。 とにかく意欲が一番大切、あとはご自身の感性と努力の問題だと思います。がんばってください。
お礼
エンディングは、一応用意してあるのですが、書いてるうちに、あれよあれよと言う間に、最終的には全く違うエンディングになってしまっています。 >とにかく不要な書き込みは徹底的に削除しながら、 これが一番苦手です。不要なものが多すぎると自分では分かっているのですが、削ると不安だし‥‥ >「なんだ突然、‥‥~‥‥分かります。 台詞の中に状況を埋め込んじゃうって事、そんな状況表現があるのですね。 知らなかったです。 意欲はあると思うので、努力してみようと思います。 ありがとうございました
- newesylutis
- ベストアンサー率17% (31/180)
まず考えられるのは、語義を理屈で理解しているだけなのではないでしょうか。 例えば、あなたの目の前にゴキ○リが出ました。あなたは必死に殺虫剤をかけます。暴れ回ったあげくしばらくして静かになりました。どうやら死んだようです。この時、ゴキ○リに対して「崩御」なんて言葉は使いませんよね(何らかの意図があるわけではなく、一般的にです)。それは、語義を理解しているからです。語義をしっかりと理解していれば場面に即した言葉が出てくるわけですから。 また、もう一つ考えられるのは、筋立ての問題。質問者さんは、「話す」を例に挙げていましたが、「話す」がふさわしい文脈しか構成されていないのではないでしょうか。別の語が必要な場面が構成されていれば、自ずとそれにふさわしい言葉が出てくるものでしょう。 表現には、語彙の問題だけではなく想像力も必要だと思います。間違っても「科○○が見つけた「人を○○つける」文○方○式 」なんて本を読んで参考にしようなんて思わないで下さいね。ことばは文脈の中でいきる(生きる・活きる)もので、方程式を当てはめれば良い文章が書けるわけではないですからね。
お礼
筋立て‥‥下手かもしれないですね。 文脈が出来てないと言われた事もあります。 まず、場面がおかしいから話したら不自然になるのかも‥‥ 頑張ってみます。 ありがとうございました
- Zephyranthes
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他の作品をいっぱい読む。読みながら表現方法を学ぶ。 名作ばかりでなく「リアル鬼ごっこ」みたいな駄作も読めば反面教師になり自信もつくはず。 「こんなのがプロなら自分なんて!」
お礼
読むとき、学びながら読んでいったほうがいいのかもしれませんね。 「リアル鬼ごっこ」て、読んだ事無いです。 今度読んでみまうと思います。 ありがとうございました
お礼
>「だからやるなと言ったんだ!」と彼は言った。 私の場合、まさしくこれです(汗)。 不自然‥‥ですよね(・・;) >「だからやるなと言ったんだ!」 と彼は激昂し、結んだこぶしを大きく振り下ろした。 「と言った」と書かなくても、なんか伝わるものがありますね。私の小説と全然違う‥‥ 大げさ表現が良いのですね。ちょっと大げさにしたほうが伝わりやすいのですね(知らなかったですね)。 本はドンドン読むようにしています。 表現辞典というより、類語辞典は古本屋で買いました。実際のところ、あまり役に立ってないですね‥‥ 色々勉強して書いてみようと思います。 ありがとうございました。