こんにちは。
排泄の躾が出来るのは、犬の仲間は所定の場所でしか排泄をしない事に起因しています.
この事を踏まえた上での考えなのでしょうか.
他の方が言っている事は、外でしか排泄しなくなる可能性が有り、その場合には、どんな状況であっても外へ行く必要が出てくると言う事です.
排泄の躾は、本来は『声府』を利用して条件付けをします.この事で、何処であろうと排泄出来るように躾ます.
便宜的に室内の決まった場所での排泄だけを躾ています.
外で排泄させる事は、犬自身にとっては気持ちの良い事で、直ぐにそちらの方へ平行します.
ですからこのままの状態で移行させると、外でしかしなくなる可能性が有ります.
躾や今後の対応や他の躾への影響を考えると、条件付けをした後に移行を考えられた方が良いと思います.
外で排泄させる事は、ただ単に実行すると間違ったやり方になります.社会への影響も考慮しなくてはいけません.
決めた場所で排泄する様にする事が大事な事です.
散歩自体も移動する時には、命令を出し、飼い主の側で移動し、飼い主の命令で排泄する様に躾ます.この事でマーキングなどに因る迷惑行為を防止できますし、犬が余りとくいでない方への配慮が出来、他の犬と遭遇した時にもコントロールが出来る様に成ります.
散歩=自由運動と言う認識が有りますが、それは人の場合で、犬の場合は、自由運動は、散歩の中で別にさせる事が基本です.この事を勘違いしていますと、せっかく躾た事や訓練した事が、きっちりと守れなくなり、犬が誤解する事が多いと思います.
これらの理由で、排泄行為は、躾てからにした方が良いと思います.
人それぞれの考えがありますので一概に言えませんが、他の理由で単に外で排泄する様にしたいとお考えでしたら、少し運動をさせると腸が活発に動き出し自然と排泄します。運動と言うのは、小走り程度で十分だと思います.