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時代劇の刀の音
こんにちは 時代劇で主人公が悪役を斬るとき、刀をぐいと回すと ガチャ!(カチャ)というようなメカニカルな音がします。 (刃で斬るか、みねうちにするかという選択) 本物の刀って、あんな音がするんでしょうか? またチャンバラをするとき、刃と刃がぶつかり合ったら 刃こぼれしないんでしょうか? そして破片が飛んで目に入るとかいうことは 実際にはないんでしょうか?
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時代劇で、刀と刀がぶつり合った時、火花が出たり、派手な効果音が出るのは、映画で黒澤明がやり始めたことではないでしょうか。彼はその外にも、雨に墨汁をほんの少し混ぜたり、馬が駆けた時砂埃が立ち易いように灰を撒いたりと今では当たり前となっている映像を見た時に迫力が出るテクニックを数多く作り出しましたが、刀に関するものもその1つだったと思います。 刀が刃こぼれするか、どうかは使う人の腕にもよるんでしょうけど(普通の包丁で魚をさばく時でも下手だと、刃こぼれします)、普通だったら刃こぼれすると思います。 以前、昭和初期に刀で機関銃の銃身を切った時のことを映した8ミリ映像が存在すると本で読んだ時はさすがに『マユつばもの』だろうと疑いましたが、最近、フジテレビの『トリビアぼ泉』で現代最強のピストルやマシンガンの発射した銃弾と日本刀とでは、どちらが強いかというのをやっていて、銃弾を綺麗に真っ二つにしていましたね。(このトリビアは好評だったらしく、もう1度見たいトリビアにも選ばれていました)
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- char2nd
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つばぜり合いをしたときの刃こぼれですが、するみたいですね。 池波正太郎の「鬼平犯科帳」に中で、平蔵と親友の左馬之助が賊をごまかすために芝居の斬り合いをしたとき、額に刺さった刀の破片が後日浮き出てきたところを毛抜きのようなものを使ってほじくり出しているシーンがあります。
お礼
…そうなんですか。 皆さん作家の引用が多いみたいですが、 時代考証じゃないですけど、 『事実』をちゃんと書いている『権威』として そういう有名な作家の書いてることを、そのまま 信頼していいものなんでしょうか? (この点について全く知りませんので…) ありがとうございました。
- newesylutis
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~補足です~ 日本刀での打ち合いになれば、刃こぼれはすると思います。弾丸を斬るというのは、切れ味の問題で硬度の問題とは少し違うように思います(確かに硬さがなければ弾丸を斬ること自体不可能ですが)。吉川英治の宮本武蔵では、武蔵が自分の刀を温存するため、斬り倒した相手の刀を拾って使うというシーンがあります(吉岡一門との対決の時だったかなぁ?)。 no.1さんのいう「「元の鞘に戻る」という言葉がありますが、激しく打ち合えば刀も曲がり、鞘にさせなくなるとか、そんな話もあります。」は、司馬遼太郎の新撰組血風録にありますね。夜道で襲われた近藤勇が、敵と戦いながら詰め所へ戻ると刀は曲がり鞘に収まらないというシーンでした。その場面にもかかれているのですが、日本刀は多少なら一日ほど放っておくと元に戻り鞘に収まるそうです。ことわざの語源はこの辺りにあるのかと…。 刀の音はあくまで効果音の域のお話だと思います。御船俊郎が斬ると「スバシュッ!」、藤田まことなら「ピュゥッ!」なんて音も効果音で、実際にああいう音がするかは? しかも音にも流行り廃りがあるそうです。
お礼
>日本刀は多少なら一日ほど放っておくと元に戻り鞘に収まる へーそうなんですか。不思議ですね。 >音にも流行り廃りがあるそうです。 あっそうなんですか なんか面白い話ですね。 ありがとうございます。
- SGGK_Genzo
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実際の刀では言われたとおりの音はしないでしょうが 何らかの音は出ると思います。 日本刀は、刀身(実際の刃の部分)の下に柄(持つ部分)と固定するためにあまりの部分がありその部分と柄を目釘と呼ばれる木で固定しますそこに鍔を紐で固定しますから、緩んだりしてれば何か音はするはずです。 でも、音がするような刀だと正直使えないと思いますけどね危なっかしくて・・・ 実際の日本刀でチャンバラを行ったときは、そう簡単には刃こぼれはしないと思います。何せ発砲した拳銃の弾すらきってしまうほどの硬さですから 時代劇の場合は、昔は竹で日本刀そっくりに仕上げ、刃の周りにアルミホイルを張ったり、刃そっくりに色を塗ったものを使っていましたが、いまだとアルミで同じように作ったものを使っているはずです。
お礼
>発砲した拳銃の弾すらきってしまうほどの硬さ えっそうなんですか?ルパン三世の見すぎとか(笑) そういうことじゃなくて 実際そうなんですか? 切れなくても拳銃の弾に当てるだけですごいですけど。 ありがとうございます。
切り合えば刃こぼれしますし、破片が顔や腕などの肉に食い込み、数日後に破片が肉から押し出されてくると聞いたことがあります。 何かの小説で決闘をした侍が、決闘の後傷の手当てをしながら鏡で自分の顔を見ながら破片を取り除く風情がありました。 また「元の鞘に戻る」という言葉がありますが、激しく打ち合えば刀も曲がり、鞘にさせなくなるとか、そんな話もあります。
お礼
そうですか。刀も曲がるんですね。 ありがとうございます。
お礼
銃弾を斬るというのは 事実だったんですね。 ルパン三世の見過ぎかと思いました。 ありがとうございます。