>私の使っているメールソフトはOutlook Express 6 ですが、メールソフトによって
開けるファイル形式や添付ファイルの圧縮形式は
決まっているのでしょうか。
大きく分けてHTML形式とTEXT形式メールがあり、HTML形式メールを受信できないTEXTメール専用メールソフトやUNIXのメールソフトがある。メールで使われる漢字コードがEUCコード/JISコード/シフトJISコード/UNICODE(UTF-7 or UTF-8)があり、送信側と受信側で漢字コードが異なるとメールが文字化けして読めない。添付ファイルの圧縮形式にもBase64/uuencode/BinHex 4.0の3通りあり、これらを自動認識できないメールサーバでは添付ファイルが開いても文字化けする。WindowsPC同士ならbase64が通常の圧縮形式を使います。
このような約束事が全部合わないと受信されたメールが正しく読めなくなります。
幸いWindowsパソコンでメールソフト(メーラー)としてOutlook ExpressのText形式またはHTML形式でメールをやり取りしているといえば、送受信相手もOutlook Expressを使ってくれれば正しくメール送受信ができます。送受信相手がTEXTメールしか受信できない、添付ファイルは読めないというLinuxパソコンでメールを受信しているとすれば、Outlook ExpressでText形式メールに制限し、添付ファイルは使わない。送信相手がMac OS Xというパソコンを使っているなら、漢字コードはEUCコードを使うか、EUCコードに変換してメールの本文を書き、添付ファイルはBinHexで圧縮して送るなどが必要になります。
>メール利用環境とは、
回線の種類やプロバイダ名のことでしょうか。
互いのメールアドレスを持つプロバイダーのメール受信簿のハードディスク容量、受信可能な1通のメールの最大サイズ、メールの分割受信の可否、Webメール/TEXTメーラーのどちらか、添付メールの可否などです。
Windows PCでは、漢字コードはシフトJIS漢字コードが標準ですが、Mac OS X PCやLinuxPCやSolaris OS PCではEUC漢字コードコードが標準で、その他のUNIX計算機ではEUCコード/Shift JIS漢字コードが使われ、メールの本文がそれぞれの漢字コードで書かれます。漢字コードが異なる計算機の利用者相互間でメールを送受信する際は、相手の計算機環境でメールが読める形式でメールを送信してやる配慮が必要になります。相互にメールを交換する際の環境が異なる場合、互いに相手の環境にメールの形式を合わせ安いような形式にしてメールを交換するようにします。相手がどの形式のメールなら正しく受信できることが分かっているなら、それにあわせやすくなります。同じOutlook Expressを使ってメールを送信する場合、相手がWindows PCで同じ Outlook ExpressまたはMicrosoft Outlookを使っていることが分かっている場合を除いて、TEXT形式のメールでメールを送信するようにします。
お礼
いつも完璧なご回答、ありがとうございます。 感謝しております。 >互いのメールアドレスを持つプロバイダーのメール受信簿のハードディスク容量、受信可能な1通のメールの最大サイズ、メールの分割受信の可否、Webメール/TEXTメーラーのどちらか、添付メールの可否などです。 メール受信簿とは、どういう意味でしょうか。 添付メールとは、 添付ファイルの付いたメールのことでしょうか。 Acrobat Reader のバージョンは、 とくに相手に伝える必要はないのでしょうか。 重ね重ね申し訳ございませんが、 お時間のあるときにご回答いただければ 幸いに存じます。 どうかよろしくお願いいたします。