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妹が強迫神経症に悩んでいます
私の妹が長い間ずっと強迫神経症で悩んでいます。 中学生のときから10年近くです。 テレビを見ていて、一言聞き逃しただけでも最初から巻き戻して見なければ我慢できず、1時間のドラマを10時間以上かけてみています。 電気屋や本屋などの情報量の多い場所では、すべてを把握することができないもどかしさで泣き出してしまうこともあるようです。 物を捨てることもできません。 精神科には通っていますが、先生はみな同じことの繰り返しです。 「前向きに、おおらかな気持ちでいなさい」といったことを言われても10年以上悩んでいる自分が一番そんなことはわかっている、と聞き入れることはできません。 さまざまな精神病に関する本を読みあさったのでもしかしたら先生よりも強迫神経症に関しては詳しいかもしれません。 強迫神経症は普通の方からすれば「自分に甘えがあるから」とか思うのかもしれませんが(実際そうかもしれませんが)本人にとってはそんな簡単に直せるものではないのです。 私は強迫神経症に関して十分な理解はしているのですが、だからこそ妹に何のアドバイスもしてあげることができないのです。 軽々しくがんばれとか前向きになどというと余計に傷つくことを知っているからです。 情けないですが何も言ってあげることができないのです。 強迫神経症は、努力で治る病気ではない、という発表をした学者もいるそうです。 その学者は、強迫神経症を直すには何かのきっかけが必要である、といっているのです。 そのきっかけが何になるのかは人によってさまざまです。 この文章を読んで、強迫神経症が直った経験のある方や周りにそのようなことがあった方は何でも良いのでアドバイスいただけませんでしょうか? どのようなきっかけで直ったのか、それが一番知りたいです。 どうか些細な事でも良いので教えてください。 よろしくお願いいたします。
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- u-noar
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こんにちは。 私も強迫神経症に近い症状で苦しんだ経験があります。 現在22歳なのですが、 中高の時には摂食障害で苦労しましたし 大学は対人関係などが原因で中退してしまいました。 もちろん医者にも2、3かかりましたが ほとんど効果はありませんでした。 まず根本的な原因が何なのか、一言で言えば 「脳の特性」ということになると思います。 抑止力というブレーキの力が弱い。 情報処理能力にやや難がある。 そのために自分でコントロールができる範囲を 超えてしまう出来事が起こると 脳に混乱をきたしてしまうのだと思います。 では、脳が原因だったら治らないのか? というとそういうわけではないと思います。 まず一番大切なのは周りの人が 彼女の失敗を責めないことです。 不安を感じている時にさらに追い討ちをかけられたら ますます自分を責めてしまいます。 彼女が落ち着いて安心できるような言葉を かけてあげてください。 そして彼女が混乱しやすいような環境・状況を なるべく作らないこともとても大事です。 例えば本を買いたい場合には あらかじめ自分が買いたい本の目星をつけて インターネットショッピングで購入する。 店舗で買いたいなら 大型書店より小型店舗の書店を選ぶ。 どうしても大型書店に行きたい場合は 家族や友達に同伴してもらい、 時間管理に協力してもらう、 選書のアドバイスをしてもらう。etc 発想の転換もとても大事です。 例えば ドラマを何度も何度も見て セリフを確認しないと気がすまない場合。 一番楽なのは “ま、聴き取れなくてもいっか。”と開き直ることですが、 ビデオを字幕付のDVDに切り替えるという選択肢なんかも アリなんじゃないかと思います。 というのも脳処理と聴力というのは密接な関係があることがわかっていて、 妹さんはもしかしたらヒアリングに弱い可能性があるかもしれないと思ったので。 その場合、視覚で分かる字幕の方があっているかもしれません。 他にもセリフをゆっくりにして聴き取りやすいようにしてくれる 「きき楽」という機能がついたテレビを活用するのもいいかもしれません。 そして何よりもオススメなのは 彼女が自分の好きなことを見つけること。 人間、好きなことをやってる時には 脳の働きがとてもよくなるんです。 妹さんにとって“心地いいこと”“ワクワクすること” は何なのか? これがポイントだと思います。
- lilylilylily
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ご質問がありましたので、再び御答えさせて頂きます。 妹様の状態を御質問者様の文章で読み「森田療法の入院療法が良いのでは・・・」と思いました。 ただ、私自身は「入院療法」については本で読んでいるだけです。 ですので、「どの病院に入院すれば良い」とは言えません。 その経験があればお勧め出来るのですが。 ただ、「森田療法の入院」は以前御覧になったという「劣悪な状態の病院」ではないので、どうぞ御安心下さい。 「森田療法について書かれた本」を読むと「森田の入院とはどういうものか」が解りますので、是非、本をお読みになって下さいませ。 私の場合は「森田療法の通院療法」で良くなりました。 それは医師と私の「禅問答」の様なものでした。 「治る、とはどういうことか?」「症状がある時はどうすれば良いのか?」「生きるとはどういうことか?」等々、普通の医師と患者の会話とは全く違う、「問答」で私は治って行きました。 それと森田療法で一番大事とされるのは「行動」です。 どんな症状があっても「自分のなすべき事を行う」ということです。 ですので、「心」や「体」に「症状」があっても、とにかく「行動」しました。 それは確かに「相当辛かった」です。 が、そこを通り抜けると、何ともなくなりました。 あと、とにかく「歩くこと」が効果がありました。 「散歩」などというレベルではなく「ウォーキング」です。 毎日1時間以上、役1万歩、5キロを歩きました。 「歩く修行」の様でもありました。 それがとても(理由はハッキリとは解りませんが)「効果」がありました。 今でも「具合が悪くなる」と、まず初心に戻って「歩く」ところから、私は始めます。 以上、今、私が書けるのはこの位でしょうか? あとは、本をお読みになり、実際森田療法を行っている医師にかかるか・・・あるいは「生活の発見会」という「森田療法に基づいた、患者同士の自助努力の会」に入られて、会合に出るか・・・というところです。 余りお役に立てなくて申し訳ございません。 でも、私が経験したこと、又、知っていることを一生懸命書かせて頂きました。 何かのお役に立てれば幸いです。
- lilylilylily
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強迫神経症は「普通の精神神経科の治療」ではなかなか治り辛い病気です。 しかし「森田療法」という「精神療法」がとても効果があります。 この「森田療法」で人生が救われた人が数多く存在するのです。 実は私も「その中の一人」です。 下記「参考URL」に「神経症全般」と「森田療法 について詳しく、解り易く書かれたサイトのアドレスを記しておきます。 是非、お読みになって御参考になさって下さい。 出来れば、妹様をこの「森田療法をやっている病院」で「入院療法」をするのが一番良いと思います。 「通院」でも良いのですが、御質問者様の文章を拝読すると「入院治療」の方が良いのでは・・・と思いました。 サイトには「森田療法を実施している病院」も載っているはずですので、そちらを御覧になって下さい。 それから、病院に行く前に1冊で良いので「森田療法」を解り易く書いた本を読んでおくと良いです。 「1冊本を読むだけで良くなってしまった人」というのが結構あるのです。 まさに「目から鱗が落ちる状態」というわけです。 その位、「森田療法」は他の精神神経科の治療とは「異なる視点から神経症というものを見て、治療する」療法なのです。 もちろん、「学会」もあるちゃんとした医学ですよ。 「民間療法」ではありません。 是非、「だまされた」と思って、「森田療法」を受けてみて下さい。 以上、私の経験を踏まえた上で書かせて頂きました。 とても「他人事」とは思えなくて・・・。 何かのお役に立てれば幸いです。
お礼
lilylilylily様、お返事ありがとうございます! 早速、森田療法に関しての本を購入します。 lilylilylily様自身が森田療法に救われたということで、もしよければもう少し詳しくお教えいただけないでしょうか? 私の妹も一度、入院を考えたことがあります。 しかし、下見に行ったところその環境はあまりにひどく、なんだか刑務所のような状態だったそうです。 すべての病院がそうとは思いませんが、それ以来入院という選択肢ははずしておりました。 今回もう一度検討してみようと思うのでどうかお話をお聞かせください。 お願いいたします。