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黒澤映画ベスト3

皆さんの好きな黒澤映画ベスト3をコメントつきで教えてください。 ちなみに、私は 1、用心棒…三船さんがカッコ良過ぎるのと、ラストの戦いがワイドスクリーンを活かしててイイ! 2、隠し砦の三悪人…主役?!の太平&又七の凸凹コンビと雪姫が良い!終始笑いが絶えないの所が最高です! 3、七人の侍…本来なら一位にしたいところなのですが、時間が長く気軽に見れないのが難点です。

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  • Keiko816
  • ベストアンサー率42% (268/632)
回答No.1

1.隠し砦の三悪人…最後までハラハラドキドキします。キリッとした雪姫がいい。オシのふりをして敵地を突破している時、売られた娘を助けようとした時「姫、今はそれどころではありません。」「おまえはこの私に心までオシになれというのか」・・・感動です。 敵に捕り、柱に縛られたままで敵の総大将に説教する言葉も説得力があります。最高にいい映画です。 2.椿三十郎…用心棒もいいですが続編のこの映画のほうがもっと好きです。仲代達也が凄みがあります。 最後の決闘の場面は圧巻。 3.天国と地獄…モノクロの映画なのに、たった一つのシーン、煙突の煙だけがピンク色だったのには「ウーン!」とうなってしまいました。 あの手法は多くの外国の監督たちをうならせたと思います。

noname#11077
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その他の回答 (1)

  • ojiq
  • ベストアンサー率41% (121/291)
回答No.2

 全部好きですが、出ていないところで、初期〔1940年代〕の現代劇から3本選んでみます。 1.わが青春に悔なし 2.素晴らしき日曜日 3.酔いどれ天使 1.主人公の野毛隆吉が念仏のようにつぶやく「省みて悔のない生活」という言葉は、鑑賞後しばらく座右の銘として使わせていただいた。朴訥さと不器用さと茶目っけが見事に交錯する藤田進は初期の黒澤作品のヒーローだった。優雅なお嬢さんが土にまみれた生活者へと変身して行く原節子は小津作品のヒロインとは違って実にたくましかった。 2.可愛らしい小品として理解されがちだが、実は後年の黒澤作品の原型をなすと言ってよい大変重要な作品である。ここから思い起こさせる作品をあげると、「七人の侍」「どん底」「羅生門」「野良犬」「酔いどれ天使」「天国と地獄」「生きる」等、枚挙に暇がない。そして、この話の逆を行っているのが「隠し砦の三悪人」である。小さな幸せをつかもうとして色々やってみる二人が次々と妨害されて行くというのがこの作品なら、「隠し砦の三悪人」は数々の妨害を知恵で切り抜けるという話だったのだ。物量の点ではこんなに貧しい黒澤作品もないが、想像することの素晴らしさが溢れでてくる点でこんな豊かな作品もない。 3.「不良・三船」VS「カワイイ志村」の対決は私の中では、志村の勝ち。当時の評論家は、タイトルに反してヤクザの三船が輝いて見えるとし、それがこの映画の欠点と指摘したわけだが、何でもカワイイという評価をつける現代女性の趣味は、完全に志村の魅力をカバーしていくだろう。そういう意味では時代を超えてしまった作品だ。

noname#11077
質問者

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