#2で回答させていただきましたsonorinです。
卒後10年以上経っているとのことですが、もう結婚されているのでしょうか?
私は32歳でORTの養成校(1年制)に通い、資格を取得しましたが、その時はすでに子供が2人共ほとんど手を離れた頃でした。それでも通学に毎日片道2時間近く掛け、土日と年末年始以外休みはほとんど無しの状態で通い、試験地獄に実習地獄で家庭との両立は大変でしたが、なんとか国家試験もパスし、公立病院で働いています。同級生には30代は2割ほどいましたが、子持ちは3人だけ、未婚が半分といったところでした。
30を超えてORTを目指す人たちは必死さが他の若い子達に比べかなりすごかったです。就職は公立病院に決まったのは私だけで、あとは以前の就職先での常勤の他、開業医、総合病院の非常勤要員といったところです。私の場合は、他に臨床検査技師の資格があったので、少し有利だったのでしょうか?(辺鄙な土地のおかげかも知れませんが)
OMAも確かに一つの手ですが、ORTがものすごい勢いで増えつつあるため、先細りの認定資格であることは否めません。ですが、給料が安く雇える分、開業医やコンタクト量販店ではまだまだ求人も多く、未経験者でも働きながら資格を取らせるのが一般的です。ただし、そういった場合は年齢が若い人が優遇されるようにも思いますが、私のように子供の手が離れ、産休を取ったり、結婚退職する心配が無い人間を雇おうという雇用先もあります。
眼鏡士の認定資格も#3で述べられていますが、390910さんが具体的に眼科でどういったことがしたいのかにもよります。メガネを合わせたい、メガネのプロフェッショナルになりたいと思うなら、眼鏡士で良いでしょう。コンタクトについては今は無資格者の取り扱いが医療行為に当たるかどうかが非常に微妙な議論をされています。メガネに関しても処方は法律的には眼科(正確には眼科医)でなければならないため、眼鏡士の処方も長らく議論されています。
眼科での処方は多くはORTがいればORTが眼鏡合わせをし、医師がその処方箋を切るといった感じで行われていますが、ORTがいないところでOMAを雇っている場合はOMAが合わせている所も多いでしょう。ORTの立場で言わせてもらえば、眼疾患や斜視、弱視等を総合的に勉強し、複数施設での臨床実習を経て経験した者でなければ眼鏡処方はしない方が良いと思います。ただ、ORTとOMAの業務での境界線が曖昧な施設が多く、私の施設でも色々とトラブルが起きます。(大抵のOMAさんは斜視・弱視は扱えませんから)
眼科で働くというのはそれほど経験云々は関係ない場合が多いのですが、業務として何をするか、その業務での資格はどういったレベルのものが必要であるのか、自分の求めるものが一体何なのか、もう一度考えてみて下さい。ORTを目指すのも良いですが、ただ就職活動は若手に比べて困難を極めます。安易には薦められませんが、志が高い人にORTになってもらいたいので、目指されるのなら応援したいですね。
お礼
子供のころから私の視力の矯正には並大抵の力を必要とすると言われた視力です 大学病院でも、どこでも頭がいたくなるくらい 検査ばかりの視力でした。 今そうした辛さを思い出し、こういう仕事を逆にしてみたいって思うようになったのです 子供の手はもう離れていますしそういう心配はないのですが、年齢がネックなのかもしれないですね ありがとうございました。