現代文は、要は筆者の言っていること(&設問部分)を的確に捉えることが出来れば良いのです。そのため、評論の中で語られているテーマについての背景知識、ならびに言葉は大変重要になってきます。日本語なんだから言葉は分からないはずは無い・・・と思っていても、例えば「超越性」等の言葉の意味が分からない人は多いと思います。
このような力をつけるために、代ゼミの「青木の現代文単語王」、河合の「言葉は力だ!現代文キーワード」を読むと良いですね。特に前者は、評論で今どのようなことが言われているのかといったところにまで言及しており、背景知識を持っていれば、それだけ有利になると思います。
次に、センター試験の評論などで「慣れ」ることも大事です。じゃんじゃん問題を解く(演習量を増やす)と良いですよ。「慣れ」ってアバウトですが、最初は難しく感じていた文章も読めるようになってくるものなのです。(人間の脳の適応能力ですね)
私もかつて評論が弱点でしたが、去年(04年度)の受験終了までに上の二つのことをやってかなり実力が上がっていました。しかも今年(05年度)受験勉強をしていて、評論は文章内容を自分で噛み砕いてあれこれ説明できるまでになっていました(年齢のこともあるかもしれませんが・・・)。