医療費について疑問をお持ちなのですね。
医療費(保険診療)については細かく点数が決められていて、その算定の仕方にもこまかーくルールが決められているので、知らない方には「なんで!?」と思うことが多いと思います。
さて、yuko4さんの場合はお薬(処方せん)をもらうだけより、治療(処置)をした方が安いのはおかしいと感じられたのですね。
一つ、理解して頂きたいのは、お薬(処方せん)をもらうだけでも、診察をされたことになります。それは、医師は診察なしでお薬を出すことは本当はできないからです。
診察されてないのに診察に点数が書かれていたのは、そういう訳です。
そして、#4さんも書かれてるように、再診料を算定する場合は、通常、外来管理加算が算定できます。しかし、処置や手術、特定の検査を行った場合などはこの外来管理加算が算定不可になります。(これはルールです)
更に、その月の最初の診察が再診ならば、継続管理加算もセットで算定できます。これは月に1回だけです。
処方料については、質問の内容から、通われてる医院は院外処方なのですね。その場合は。処方料は0です。その代わり処方せん料が算定されます。明細には「その他」の欄に書かれてるのではないでしょうか。
以上のことを念頭において、私なりに質問者さんの診療を算定してみました。
まず、鼻の吸入だけ270円。この日は月の最初だったのでは?そうすると継続管理加算(5点)がプラスされます。
73(再診)+12(鼻処置)+5(継続)=90点
→90点×10=900円 3割でちょうど270円になります。
鼻の吸入と処方せん(処方せん料は出すお薬によって69点と71点のどちらかを算定します)
73(再診)+12(鼻処置)+71(処方せん)=156点
→156点×10=1560円 3割で470円(1円単位は四捨五入)
処方せんだけ
73(再診)+52(外来管理)+69(処方せん)=194点
→194点×10=1940円 3割で580円
となります。で、いつもの620円なのですが、これはぴったりの組み合わせを見つけることができませんでした…。すみません。600円前後になることは間違いないんですが。上の580円に何かがプラスされてるのだと思います。中途半端ですみません。
とにかく、医療費は奥が深いです。勉強していくと結構楽しいんですけどね。保険点数が載ってるHPもありますので、時間があればご覧になってはいかがでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 本当に難しいですね。きちんと資格をとりプロと呼ばれる方にしか分らない事なんでしょうが、物を買う時と違って会計までいくらかかるのか分らないので、お金足りるかなぁ。。なんて不安な時もあります。 もうちょっとクリアーにならないのでしょうかね!?