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液晶TVの固定画素とブラウン管のマルチスキャン(?)
液晶TVやPDPって、依然画質的にはブラウン管にかなわず、特にアナログ(NTSC)放送でその差が顕著だって言われてますよね。 この理由がよく解らなかったので自分なりにこのサイトなどで調べたところ、液晶やPDPが固定画素であるのに対し、ブラウン管は画素数が可変であるために、特に低解像度の映像ソースに対応しやすいことが解りました(この手の分野に詳しい方にとってはいまさらの話なのでしょうけれど)。 http://melog.info/works/article/lcd.html で、「固定画素」のイメージはすぐに理解できたのですが、「ブラウン管の画素数が可変である(いわゆるマルチスキャン?)」ということがいまひとつ呑み込めません。 ブラウン管だってシャドウマスクで画素サイズが決まるんだろうから、そういう意味では「固定画素」のような気がするのですが。。。 もしかしたら自分は基本的な部分で大きな勘違いをしているのかも知れませんが(笑)、どなたか「ブラウン管の画素数が可変である」ことの理屈についてご教示頂けると在り難いです。
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noname#161749
回答No.3
補足
再び回答頂きありがとうございます! >CRTの電子ビームはRGB各色にしか当たらないように調整されてます(コンバージェンス調整) おぉ、コンバージェンス。。。コトバは聞いたことありますね(^^; というワケで、「コンバージェンス」をネットで調べてみたのですが、コンバージェンス調整も基本的には偏向ヨークで行っているんですね? ということは、シャドウマスク(orアパーチャグリル)で決まる推奨解像度以外の映像信号が入力された場合、 (1)入力映像信号に応じた走査周波数で、偏向ヨークによって電子ビームをスキャンさせる (2)そのままでは色ズレが起きてしまうので、再び偏向ヨークでコンバージェンス調整する というプロセスを経ていることになるんでしょうかね? これ、単純に考えると、偏向ヨークは(1)と(2)で矛盾する作業を行っているような感じですね(笑)。 でも、信号処理の手順としては間違ってないような気がしますね(全然自信なし)。 要するにCRTの場合、シャドウマスクで決まる画素サイズとは異なる映像信号であっても、上記の(1)と(2)のプロセスによって、“アナログ的に”適応することができる、ってことですよね? 結局、シャドウマスクや蛍光体のピクセルサイズによって、「物理的」には画素サイズは固定されているのだけれども、上記のような「アナログ的な」プロセスによって異なる走査周波数に対応することが出来るので、そのことをもって便宜的に「画素数が可変である」と言っているのだと理解しました。 その「アナログ的な」処理を、液晶やPDPでは画像処理LSIに「デジタル的に(と言っていいのか?)」行わせているのだけれど、画像処理LSIのデキが悪い場合、CRTの「アナログ的な」処理より劣ってしまう、ってことなんでしょうね。 皆さんのアドバイスのおかげでかなり納得できましたので、もう少し様子を見てこの質問を締め切ることにしたいと思います。