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CRTモニターについて
昔は高かった液晶ディスプレイも安くなり、最近では2万円台で買えるSXGA対応17インチモニターも登場しました。ほんの数年前は15インチモニターでも5万円以上していましたから、インチ単価が劇的(?)に安くなりました。 (15インチで5万円なら1インチ当たり約3333円ですが、17インチで3万円なら1インチ当たり約1765円と、1500円以上も安くなっています。) 液晶ディスプレイが進化する一方で、ブラウン管ディスプレイは少なくなっています。モニタセットのPCはほぼ液晶で、モニタ単体もブラウン管は種類・数的に少なくなっているような気がします。マイPCも液晶モニターを使用しています。 ブラウン管は液晶に比べて発色がよい・応答速度が速い(1ms以下と15~20ms程度の液晶とは比べ物になりません)・液晶より低価格であるなどのメリットがあるにもかかわらず、ブラウン管は縮小の方向へ向かっているようです。 では質問ですが、 イ:CRTモニターは今はもう人気がないのでしょうか?前に述べたとおり発色や応答速度はLCDを凌駕しており、価格も安いというメリットはありますが、やっぱりスペースや消費電力などでLCDに押されてしまったのでしょうか? ロ:CRTディスプレイは、あとどれくらい経つと店頭から消えてしまうと思われるのでしょうか?今はまだまだ健在ですが、消滅も時間の問題とも言われています。 ハ:LCDディスプレイにはスピーカーがついているものもありますが、CRTでスピーカーがついているものは最近の機種ではなかったように思えます。 またスピーカーに限らず、CRTモニターは機能がLCDに比べて少ない気がします。 これも世代交代の象徴なのでしょうか? ニ:Win95や98の時代はCRTとLCDの間ではどれくらい価格差があったのでしょうか? 疑問が多いですが、どれか1つでもいいですからよろしくお願いします。
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パソコンのディスプレイばかりでなく、家庭用のテレビもLCDやPDPになろうとしている時代です。 たしかに、CRTは発色がよく反応速度も速いのですが、LCDの性能アップもあり、一般向けのCRTは市場が縮小していくものと思います。ただし、なくなることはないでしょう。 私がPCを使い出した時代は、CRT一色でしたが、画面を見続けると、目が疲れるという欠点もあります。仕事で何時間のCRTを見続けると、涙がボロボロ出たものです^^; さて、ご質問のうち、 >ニ:Win95や98の時代はCRTとLCDの間ではどれくらい価格差があったのでしょうか? これですが、この当時、ノートパソコンは異常に高かったのです。その価格の大半を占めた物が、LCDだったと言われています。 また、デスクトップにLCD付きのモデルはほとんどありませんでした。 つまり、この当時は、 デスクトップ=CRT→安い ノート=LCD→高い という法則みたいな物がありました。 Win95の時代、デスクトップは20万程度で買えましたが、ノートパソコンは40万ぐらいしたように記憶しています。 また、安いノートがほしい人には、DSTNなどの反応速度のすこぶる悪い廉価版のLCDも売られていました。これは現在のTFTを知っている人には、使えるシロモノではありませんでした。
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液晶は軽くて移動させやすく場所を取らず消費電力が低くて発熱量が少ないという面で普及しCRTを少数派に押しやりました。 発色も大分よくなりましたし反応速度も3Dゲームや動画の中で動きの激しいもの以外は問題ない程度になりました。 ただ画質面ではCRT未だにはっきりと差を付けられています。 私はつい最近それほど古くないNANAO(EIZO)の液晶ディスプレイが地震で壊れ新しい液晶を購入するまでの間に合わせにその前まで使っていたCRTに戻しましたが発色の差は歴然としていました。 液晶ディスプレイで別格とも言えるNANAOですらこの状況です。 新しいのもNANAOですが発色はCRTに全くおよびませんね。 一般の人にはCRTは絶滅まで行かなくてもかなり小数派にはなるでしょうが、業務用としては液晶では話にならない業種もまだ少なくないですからその方面では残るでしょう。 一般向けではベビーゲーマーなどの一部マニアに細々生き残る程度でしょう 次世代の有機ELなどのディスプレイはCRT並の発色だそうです。 これらが普及するまではCRTの絶滅はあり得ないでしょう。 液晶もこれらが普及し価格が落ち着けば淘汰される方向になるでしょう。 ですから、液晶も5年先には絶滅している状況になる可能性も低くないとも言えますが。
お礼
そして本題は「CRTでなければ話にならないユーザー」が液晶や有機ELなどに満足するレベルになるまでは残るということですね。ありがとうございました。 でも有機ELの普及はいつになることやら…
補足
有機ELですか…性能のよいものが出れば古いものが沙汰されるのは仕方ないですが、液晶が5年先に消えるのは有機ELが急速に普及しない限りどうも早すぎるような気がします。
- mita5
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イ:について。 人気はないと思います。 確かに液晶はCRTには至らない点が多々ありますが、インターネットや文書作成などの用途に限っては それほど液晶でも問題なくなってきているのではないかと思います。 参考URLの記事によると、2007年には絶滅危惧種となるようです。 ロ:について 残念ながらわかりません。 ただ、現行機種でも台座にスピーカーを内蔵させたモデルはあることはあります。 http://www.iiyama-sales.com/eshop/index?c=shop&p=C23&tg=00012114_1 二:について 96年ごろのCRTに販売価格のリストと液晶ディスプレイの紹介のページです。 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960829/crtpr.htm http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/961003/fvl.htm
お礼
8.5~9年前のニュース記事が残っているのも驚きですが、その時代はCRTでも恐ろしく高かったようですね。17インチLCDモニターが3.5万円としても、当時はCRTでその2.5~3倍、LCDにいたっては13.8インチと現行よりやや小ぶりで、発色も26万色しかないのに40万とは、今からでは想像もつきませんね。 ありがとうございました。
補足
CRTは2年後にはもう絶滅の危機ですか。たしかに液晶の発色や応答速度もCRTの足元には及ばなくても以前よりは改善されていますし、それに伴ってかCRTほどの発色のよさと応答速度の速さを求めるユーザーも減っているようですね。2007年で5000台を切るぐらいなら2010年代にはもう国内では液晶一本化をされそうで、全世界でも2020年代には細々と残る程度になりそうですね。
- earthlight
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> イ そうだと思います。 > ロ メーカーの営業判断次第でしょう。 かつてプリンタはドットインパクト式が主流だったのが、インクジェット式やレーザー式の登場で主流から外れました。しかし、複写式伝票への印刷に便利であるため、今でも事務用に生産されています。 それと同じでCRTにもおっしゃるようなメリットがあるので、そう簡単になくなるとは思えません。 > ニ CRTの2倍以上していました。
お礼
ニは相当でしたよね。今でもCRTは同型のLCDの半額以下というケースはありますが、あるサイズのCRTが当時4万円だったと仮定すると、同サイズのLCDは8万でしたからね。LCDがなかった時代や高かった時代はCRTを選ぶ人が多数でしたが、今の状況ではCRTを買う人が減るのも仕方ないかもしれませんね… ありがとうございました。
補足
早速回答していただきありがとうございました。 イは確かにそうですよね。いくら安くても実用に耐えないものでしたら売れませんよね。 ロもどうしてもブラウン管じゃなければダメだという用途があれば需要はありますよね。 ドットインパクト式のプリンターはよく知りませんが、懐かしいですね。
お礼
まあノートの値段が高めなのはデスクトップに比べて小さい部品を開発したり、より小さいスペースの中に部品を詰め込んだりと、部品が小さいためにコストがかかるという理由もありますが、LCDが高価だった時代では仕方がないことでしょうね。ブラウン管テレビも出始めは20~25万円と現在の物価に換算すると250~300万円ぐらいの値段でしたから、はじめは何でも高くつくのは仕方ないことですが… アドバイスありがとうございました。
補足
確かにそうですね。今ではノートでも10万円未満で入手できる機種も出始めましたが、昔のノートPCは1年半ぐらい前の機種ですら30万円と、今だったらハイエンド機が買えるぐらいの値段でしたね。最新型は50万円以上と、今だったらミドルクラスのデスクトップPCとノートPCを買ってもお釣りが来るぐらいの値段でしたね。